考えたこと2

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スーパージェッター
アニメつながりで、小学校4年の時にやっていたスーパージェッターについて書く。

このアニメは当時SF小説で流行だったタイムパトロールを描いたものだった。
小学生が、時間旅行の概念を理解し、歴史を変えようとしている犯人を捕らえるタイムパトロールという仕事を理解した。

鉄腕アトムが、子供たちにエネルギーという概念を伝えたのと同じようなことだ。

30世紀の未来からやってきたタイムパトロール員がスーパージェッター。
いつもフィットネスの服のようなものを着ていた。
頭にサングラスのようなもの(使ったのを見たことがない)とアンテナのようなもの(どういう働きかはわからない)がついていた。
今から考えると、こんな格好でうろうろしていたら、目立って困るような格好だ。

時間ものは手塚治虫も「不思議な少年」で扱ったが、あれは「時間を止める能力を持った少年」だった。
時期はちょっと早かったが、これはアニメではなく実写だったので止まった人たちは大変だった。

スーパージェッターは流星号というタイムマシンが壊れ、30世紀に戻れなくなってしまった。
流星号は時計型のリモコンでいつでも呼ぶことができる、自動操縦の乗り物だ。
タイヤもなく、地面から浮いている。
空も海もこれ一台でOKだ。
素材は柔らかく、伸び縮みできる。ピストルの弾もはね返し、風防は自動で開く。
要はジェッターの言うことがわかるのだ。
今で言うと、AI機能搭載というところか。

そして、パラライザーという光線銃を持っている。
これは当たってもしびれるだけ、という銃だ。
もちろん、英語のparalyze(しびれる)から来ている。
タイムパトロールは間違えて殺してしまったりしたら歴史が変わるので、しびれるだけにしておくのだろう。

そして、タイムストッパーという武器がある。
これは単に30秒、時間を止めるというものだ。
30秒は大きい。たいがいの攻撃をかわすことができる。

そんなスーパージェッターだった。
これは結構人気があった。

後で調べると、豊田有恒(SF作家)が立案に加わっていたとのこと。

なるほど、本格的なSFの知識がないと、作れない。

これが、1965年の1月から1年間の番組。
けっこうインパクトが強かった。

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