考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< August 2013 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
火星
キュリオシティはまだ火星で動いている。
一日平均30mほど動くらしい。

動く途中で見つけた石にレーザーを当てて、その時に出る光を分析した結果を送ってきたりしている。
どうも石は玄武岩だったらしい。
光の速度で15分もかかるところの石の成分を分析することができる、ということは、すごいことだ。

10年以上動ける動力も搭載している。
プルトニウムの崩壊熱を使った、原子力電池だ。

その電力でドリルを動かし、火星に穴を開けた。
そこに出てきた土を見て、科学者たちは喜んだらしい。
赤くなかったからだ。
火星の表面には宇宙線が降り注いでおり、それによって活性酸素が生成され、酸化が起こる。
だから、表面が赤くなっている。
酸化されるような状況では、有機物質は分解される。
だから、生命は存在し得ない。
ところが、出てきた土は灰色だった。
つまり、酸化されていないということだ。
こうなると、生命の可能性がある。

途中でコンピューターの異常が起こり、補助のコンピューターで動かすというような事もあったらしい。
3週間がかりで、修復することができた。

関わっている人たちは、みんなけっこう年寄りだ。
ベテランの科学者なのかもしれない。

まだまだいろんなデーターを送ってくれるだろう。

楽しみだ。

| | 考えたこと | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0) |