考えたこと2

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トマト栽培
ペットボトルを使って、ミニトマトを育てるというセットを買った。

小さなペットボトルのふたの部分に脱脂綿が入った筒をつける。
そこにトマトの種をまいて、土をかけ、少しの水をかける。
そうすると、種が発芽する。

種といっても、1ミリ程度のもの。
それを3つ蒔いたら、3つとも芽が出た。
双葉が開いている。
あんなに小さな種から、こんなに大きな葉っぱが開く。
大きさでいったら、何十倍になる。
どこにそんなものが入っていたのかと思う。

発芽は種子の中の胚のエネルギーを使っている。
そこから先は水と光と肥料によって育つ。

一緒に植えたワイルドベリーはまだ発芽しない。
どうも失敗したらしい。
もう一度植え直さないといけない。

植物を育てていると、その不思議がわかる。

動物と同じだ。
種子の中に植物になるための全ての情報が入っている。
根も茎も葉も花も実も全てだ。

これはすごいことだ。

これぞ生命の神秘。




| | 考えたこと | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
幸せのものさし
竹内まりやの曲。
エクスプレッションズというアルバムに入っている。
元々はテレビ番組の主題歌だったらしい。

カーステレオにCDを貯めているのだが、これがいっぱいになって入らなくなった。
それで、古いCDを聞いて要らないのを消そうと思って聞き直していたら、この曲を見つけた。
エクスプレッションズというアルバムに入っている。

2008年の5月にシングル盤が出て、10月にアルバムになった。
恥ずかしながら、このAround40というドラマがアラフォーの起源だと初めて知った。
主演の天美祐希がコーラスをしている。
それで、エフェクトをかけまくってコーラスを録ったのか、とわかった。

なかなかいい曲だ。

 がんばりすぎる自分に疲れてふと泣けてきた
 真夜中のバスルームで まだ手にしたことのない
 幸せがどこかにあるような気がして焦るのは年のせい?
 ひとり楽しく生きてきたの 何ひとつ悔やんでないけど
 曇った鏡のように明日が見えない

竹内まりや自身が53歳の時の曲。
自分の40代を思い出して書いたのだろう。
女性の独身40代というのは、微妙なもの。
男性の場合はもの悲しさが漂うが、女性の場合は「がんばりすぎる」イメージもある。

 自由と孤独はふたつでセット
 気ままなほど寂しさもついてくる
 隣の芝生が青く見えたら この庭に花を植えればいい

まさに、「自由と孤独」は両方手に入れるのは難しい。
孤独に耐えるからこそ、自由が手に入る。
そこはわかっているのだが、だんだん寂しさが勝ってくる。
この微妙な心理こそ、アラフォーではないか。

 いつか胸の奥に抱えたジレンマの迷路抜ければ
 本当に大事なもの 知る日が来るだろう

自由と孤独のジレンマの迷路を抜けたら、本当に大事なものを知る日が来るのだろうか。
世の中はそんなに甘くないと思う。
人は死ぬまで悩むものだ。

 どんな道選んだとしても 悩みの数同じだけついてくる
 私が決める私のプライオリティ 何を取って何を諦めるの
 幸せの基準はかるものさし 自分の心に中にあるのさ
 足りないもの数えるくらいなら 足りてるもの数えてごらんよ!

結局、悩みの数はどの道を行っても同じだけある。
「自由と孤独」のセットの反対は「束縛と安心」だろう。
要は、自分で自分の優先順位を決めるしかない。
幸せの基準は自分で決めないと、共通の尺度があるわけでもないし、みんなで決めるものでもない。

そして、最後に老子が出てくる。
「我唯足ることを知る」
足ることを知れば、幸せになれる。
これは真理だと思う。


| | 考えたこと | 00:26 | comments(3) | trackbacks(0) |