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2010.10.24 Sunday
飛ぶように毎日が過ぎていく
毎日、毎日、あっという間に過ぎていく。
もう今年も秒読み段階に入った。 10月が終わると、11月。 文化の日、勤労感謝の日があって、12月。 12月はバタバタと過ぎていく。 あっという間に今年も終わる。 以前は決算など関係なかったから、一年は1月から12月だったが、仕事を変わってから、年度の意識が強くなったので、4月から3月という感じになってきた。 役所に近づいたということか。 でも、年が変わると、また一つ歳をとる。 そんなふうに考えると、あっという間に歳をとっていく。 今まで何度も同じようなことを書いてきた。 数えていないが、ここ数年、本当に早くなったと思う。 なぜ時間がたつのが早くなるのか。 古くて新しい疑問だ。 定量的には変わらないが、定性的には時間が短くなる。 そういう意味では、時間は相対的だ。 元々は、時間などなかった。 母親の胎内にいるときは、時間も空間もない。 全知全能の神という状態であったのだと思う。 それが、生まれてきて、何にもできない赤ん坊になる。 その時点でも時間はない。 寝て、起きて、食べて、泣くだけ。 それからだんだんと時間を意識するようになる。 そして、物心がついて、そこからは時間に縛られる。 高校生くらいになると、時計を持って、自分の時間をすごし始める。 なぜ、時間が生まれたのか。 どこかに、人間に欲望があるから、時間が生まれたと書いてあった。 人間の欲望には限りがない。 何かをあきらめる代わりに、時間を発明して、先送りすることにしたのだ。 だから、動物には時間がない。 意識する必要がないというべきか。 ということは、時間が早くなるというのは、過去に積み残した欲望が増えていくということかもしれない。 こうなれたかもしれない、という自分が、どんどんそうでない自分になっていく。 人生とは、自分をあきらめるための時間、と言ってもいいのかもしれない。 積み残しが増えるほど、早くなるというリクツがあるなら、年を経て時間が早くなるということは説明できる。 ということは、後悔が少ない人は、人生が長いということになる。 たとえ、早く死んでも、長いということだ。、 うーん、生きるのは難しい。 |
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