考えたこと2

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Have a style
ドラマを見ていたら、「彼は粋ですよ」というセリフがあった。

どんなふうに言うのかなと思ったら、"He has a style."という。
この場合のaは「たくさんあるウチのひとつ」という意味だろう。

彼には一つのスタイルがある。
彼には一つの流儀がある、と言うべきか。

「粋」というのは、関東の言葉とされる。
意味は、「身なりやふるまいが洗練されていて、格好良いと感じられること。また、人情に通じていること、遊び方を知っていること」。

鬼平犯科帳を読んでいると、主役の長谷川平蔵のふるまいを粋だと思う。
密偵へのいたわり、仕事へのこだわり、役職に対するいさぎよさ…、ひと言でいうと、粋だ。

作者、池波正太郎が愛したものだろう。

styleという言葉で表せるとは思わないが、このドラマではいい感じだった。

He has a style.

そんなふうになりたいが、なりたいと思ってなれるものではない。

何か、ゆるぎない生き方の哲学を持っていないといけないと思う。

それが"style"の元になるものだ。

ぼくはまだまだそんな境地にはいけない。

一生かかっても、ムリだろう。

でも、中にはいける人がいる。
どこに違いがあるのか…。




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