![]() |
2009.07.21 Tuesday
なにげに
「なにげに○○する」、という言葉、ぼちぼち市民権を得てきたようだ。
テレビで若いタレントが、「なにげに」という言葉を使う。 元は「何気なく」で、そこからできた言葉だろう。 「大した意味もなく」というような意味か。 こないだ次男が使っているのをとがめたら、「そんなことゆうても、言葉は変化するもんやから、いつかは多数になって正しくなるねんで」という返事が返ってきた。 たしかに、いくら間違っているといっても、みんなが同じ意味でそれを使い続けていれば、それは正しいことになる。 「ぶっちゃけ」というのも、「ぶっちゃけた話」とか、「ぶっちゃけていうと」という使い方だったが、最近「ぶっちゃけ」という言葉になった。 横山やすしがよく「ぶっちゃけたハナシ…」と言っていたのが、ぼくらが知っている正しい使い方。 もちろん、ぼくらが若い時は中年から見ればオカシイ言葉を使っていたのだろう。 「最近の若い者は…」というやつだ。 だから、言葉が変わるのは仕方がない。 しかし、何気なく…という言葉はどうなっていくのだろう。 両方とも存在するのか、それとも、「なにげに」になってしまうのか…。 |
![]() |