考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< July 2009 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
マッハGo Go Go
ストーリーは近未来が舞台。主人公がレース界の腐敗を暴くというもの。
スピードレーサーという題名。

まるでゲームの舞台を見ているようなCG。
目が回る。昔のアニメに比べると、すごい技術だ。
車と車がぶつかり合って出る火花や、ドリフトしてカーブを曲がるところもホンモノのように見える。
砂漠を走ったり、空中のコースを走ったり…。

最後のタイトルバックがやたら長くて、Visual Effectsを多用していることがわかる。
お金はかかったのかもしれない。

しかし、昔のマッハGo Go Goとは違う。
サンダーバードはよくできていたが、これはちょっとやりすぎだ。
昔のマッハGo Go Goを知らない人にはいいかもしれないが、あれを期待して見たらちょっと違う。

たかがアニメ、されどアニメ。
もともと、アニメを再現しようとして作られたのではないのだろう。
最後にテーマソングがかかって、ゴールインする。
でもなあ…。
アニメを覚えている人には、オススメできない映画だった。

全く別のものだと割り切って見るならイイと思う。



| | 映画・舞台 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
脳の研究
脳がおかしくなる、という事はいろいろな病気の後遺症でよくある。

脳の血管が詰まって、一部の組織が死んでしまう。
そこはCTで撮ったら白くなっている。

でも、どこが死んだら、どうなるかは難しい。
左側なら、言語障害が起こるとか、右側なら認知障害が起こるとかそういうことは症例が示している。
それ以上のことだ。
言語障害になって、それは復活するのか?

脳の機能は膨大で、どこかが壊れても、そこの代わりをする場所ができるという。
生きている間にぼくらは脳の全部の機能を使えていないともいう。
だとしたら、どこかの部位がその機能を代行することも可能だろう。

でも、左脳は主に言語を、右脳は主にイメージを司っているとすると、どちらかが全部壊れてしまったらどうなるのだろう。
右脳が壊れたら、左脳でイメージ認知をするのだろうか。
どうもよくわからない。
これから研究が進んでいくのだろう。

研究が進み、言語障害が起こっても、こういうリハビリをしたら治るとか、イメージ認知ができなくなっても、こういう訓練をしたら治るとか、そんなことがわかる日がいつか来る。
コンピューターで脳の断層を詳細に見られたり、言葉を話す時はどこが反応しているとか、泣いた時や怒った時はどうなっているか、そんなことがわかる時代だ。
脳に効くクスリもできるかもしれない。

しかし、一人一人経験が違うぼくらの脳が全て理解できるわけはないとも思う。
ニューロンやシナプスというものが個人を作っているというが、それの一つ一つまで意味づけするのは不可能だろう。
記憶のメカニズムさえわからない。
第一、何かを思い出しているとして、その時に脳のメモリーの何を使っているのか、本人もわからない。
何かのきっかけで思い出せたりする。

脳の研究が進めば進むほど、わからなくなるのではないか。

最先端の研究者は、どんな気持ちで研究しているのだろう。


| | 考えたこと | 01:20 | comments(0) | trackbacks(0) |