考えたこと2

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インターネットの功罪
言い古された話だが、インターネットができて、便利になった。

調べ物、通販、旅行、銀行取引、ピザの宅配、保険の見積もり、病院やクスリの検索、地図の検索、世界の航空写真、動画、歌詞…、知りたいことは何でもインターネットに聞けばいい。
もちろん、何かについて調べるといっても、それについて知らなければ、何を調べたらいいかワカラナイから、インターネットは万能ではない。
人間に知識と知恵がなければ、使いこなせないのは当たり前だ。

個人的なものばかりではない。
今まで1分間のコマーシャルをやっていた企業が、30秒に減らして「続きはこちらで…」とインターネットの検索画面で、キーワードを入れてクリックするところが出る。
テレビはインターネットへの誘導のためにある。
だいぶCMの制作費や広告料も下がっただろう。

欲しいものがあったら、まずインターネットで調べるという人が増えているだろう。
カカクコムというところで、一番安い値段の店を知ることができる。
今までなら、ここが一番安いだろう、と思って買っていたのに、価格情報が瞬時に伝わってしまう。
この「伝わる」という事が店にとっては脅威になる。

今の若い人は新聞を取らない。
これも、インターネットで見られるからだ。言
今の新聞の付加価値は、報道すべき記事にあるのではない。
その新聞だけが載せる記事…社説とか、連載小説とか、文化欄のコラムとか…。
報道すべき記事は、インターネットでみればいい。

だが、その裏でインターネットの匿名性を利用して、人の悪口を掲示板に載せたり、人権侵害を起こしたり…。
そんな事が行われる。
顔をつきあわせて話していると、そんなことにならないのに、インターネットの掲示板などではそんなことが起こる。

それに、爆弾の作り方を懇切丁寧に教えてくれるサイトや、危ないサイトがたくさんある。

だからといって、インターネットはなくすことはできない。
もう過去には戻れないだろう。

人間はどうやってインターネットとつき合っていくのか。

その知恵が問われている。



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