考えたこと2

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セミの死骸
朝クルマの横にセミの死骸が落ちていた。
クマゼミだ。

クマゼミはもともと南方系のセミらしく、以前は本州には少なかったと言われている。
しかし、最近の温暖化に伴い、西日本でも増え、現在生息分布が東日本から東進しているとのこと。

たしかにぼくらが小学校の頃、クマゼミは珍しくて、見つけたらラッキーだった。
その頃はアブラゼミが一番多くて、木の電信柱でよく見つけたものだ。

そういえば、クマゼミのシャシャシャという鳴き声をよく聞く。
セミはみんなそうだが、あの小さな身体でどうやってあんな大きな鳴き声を出せるのか、不思議だ。
なんかの間違いで家の中に飛び込んだセミが鳴くと、びっくりする。
身体全体が共鳴して鳴いているのだろう。

英語ではあのセミの鳴き声を区別する擬音語がないらしい。
ミーンミーンもシャシャシャもツクツクホーシも区別されない(というか、されるのだろうが表す共通の言葉がないのだ)。
これも面白い。
それを表す言葉がなければ、それは存在しないのと同じ…ということになる。

しかし、今朝のクマゼミは、せっかくこれから暑くなるのに、もう死んでしまうのか。

前にも何度か書いたような気がするが、何年も土の中で暮らし、地表に出てきて2週間や3週間で死んでしまう(1週間というのは間違いらしい)セミの一生。

だから、あの小さな身体であんなに大きな鳴き声を出して必死で生きるのか。

自然は不思議だ。


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