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2025.10.20 Monday
#CalExit
トランプ大統領が政権を取ったので、リベラルが強いカリフォルニア州がアメリカから独立しようという運動があるらしい。
不法移民の摘発のデモの鎮圧に、軍の派遣を大統領が決めて以来、この動きが目立っているとのこと。 カリフォルニアというと、日本より面積も大きく、経済規模も世界4位とのこと。 昔アメリカの会社と話をしたとき、日本はカリフォルニアより小さいのに、なぜこんなにたくさんの物流センターがあるのか?と聞かれたことを思い出した。 トランプ大統領も、意図的にカリフォルニアに圧力をかけているのだろう。 ぼくは民主党の考え方は嫌いではないが、最近は行き過ぎだと思う。 LGBTQや気候変動に対する考え方など、どうみてもおかしい。 だからと言って、共和党のトランプ大統領が全て正しいとも思わないが…。 州民の4割が独立に賛成ということらしい。 2014年以降の調査では、最高の値。 今回は署名活動も進めているということだ。 2016年のトランプ政権下では、気候変動からの離脱や、一部のマイノリティー優遇政策の廃止などが独立運動の動機となったらしい。 今回はそれに加えて、行きすぎた環境保護で消火用の水がなくなったということで、ロス郊外の山火事の支援を遅らせたとか、不法移民摘発の抗議デモに州兵を投入したとかの不満もある。 州政府はトランプ大統領を訴えたりしている。 どっちもどっち、という感じだ。 この問題は政権が変わればまた同じ報復が行われるのだろう。 いつまでこの不毛な争いが続くのか。 世界でも、そういう「リベラルの暴走」に対する揺り戻しが起こっている。 これがまた戦争を引き起こすのだろうか。 |
