考えたこと2

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#CalExit
トランプ大統領が政権を取ったので、リベラルが強いカリフォルニア州がアメリカから独立しようという運動があるらしい。
不法移民の摘発のデモの鎮圧に、軍の派遣を大統領が決めて以来、この動きが目立っているとのこと。

カリフォルニアというと、日本より面積も大きく、経済規模も世界4位とのこと。
昔アメリカの会社と話をしたとき、日本はカリフォルニアより小さいのに、なぜこんなにたくさんの物流センターがあるのか?と聞かれたことを思い出した。

トランプ大統領も、意図的にカリフォルニアに圧力をかけているのだろう。

ぼくは民主党の考え方は嫌いではないが、最近は行き過ぎだと思う。
LGBTQや気候変動に対する考え方など、どうみてもおかしい。
だからと言って、共和党のトランプ大統領が全て正しいとも思わないが…。

州民の4割が独立に賛成ということらしい。
2014年以降の調査では、最高の値。
今回は署名活動も進めているということだ。

2016年のトランプ政権下では、気候変動からの離脱や、一部のマイノリティー優遇政策の廃止などが独立運動の動機となったらしい。
今回はそれに加えて、行きすぎた環境保護で消火用の水がなくなったということで、ロス郊外の山火事の支援を遅らせたとか、不法移民摘発の抗議デモに州兵を投入したとかの不満もある。

州政府はトランプ大統領を訴えたりしている。
どっちもどっち、という感じだ。

この問題は政権が変わればまた同じ報復が行われるのだろう。
いつまでこの不毛な争いが続くのか。

世界でも、そういう「リベラルの暴走」に対する揺り戻しが起こっている。

これがまた戦争を引き起こすのだろうか。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
人手不足対策
人手不足で外国人に来てもらって働いてもらおう、という意図で文科省の「留学生30万人計画」が実行されたわけではない。
でも、結局今の下位の大学がやっていることを見ていると、そういうことだと思わざるを得ない。

英語よりも格段に難しい日本語をたった数年で高等教育を受けれるレベルになる、という前提で今の留学制度はできている。
よく考えてみてほしい。
ぼくらは6年間週に数時間の授業を受けて、大学入試の科目として英語を勉強してきたが、まともに話せる人がどれだけいるのか。
読み書きに苦労しない人がどれだけいるのか。
6年間の学習で英語で高等教育が受けれるレベルになる人がどれだけいるのか、考えればわかる。

覚える文字数が少なく、文型が明確で、文法がちゃんと存在する英語でさえ、難しい。
それほど、非ネィティブな言葉は学習が難しいのだ。

ひらがな、カタカナ、漢字を2000文字ほど覚えて、やっと中学卒業。
義務教育のレベルだ。
品詞分類もいい加減、文法に至っては言い回しごとに覚えるというやり方で、漢字を2000文字、物心ついてから覚える、ということがどれだけの苦労か、わかるだろうか。
ぼくもそうは思っていなかったが、留学生を見ていて、いろいろ調べてようやくわかった。
とにかく、日本語は難しいのだ。

留学生たちは母国で日本語能力検定のレベル5か4を取って、それから来日するということが推奨されている。
おそらくほとんどの留学生がその状態だろう。

N5というのは、基本的な日本語をある程度、理解することができるとされるレベル。
漢字数が103字、語彙数は821語が必要になる。

たった103文字の漢字と800程度の語彙でどれだけの日本語が読んで書けて、聞いて話せるのか。

これは制度設計の失敗だと思う。






| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 11:55 | comments(0) | trackbacks(0) |