考えたこと2

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特攻資料館
オリンピックの話題が続く。

卓球の早田ひな選手が帰国後のインタビューで話したことが、FNNプライムオンラインに出ている。

今やりたいことは?と聞かれて、

「「アンパンミュージアムに。ちょっとポーチを作りに行きたいなと思っている」と、地元の福岡にもあるアンパンマンミュージアムを取り上げた。

それに続けて、「あとは、鹿児島の特攻資料館に行って、生きていること、そして自分が卓球がこうやって当たり前にできていることというのが、当たり前じゃないというのを感じてみたいなと思って、行ってみたいなと思っています」と続けた。」

こんな若い人は何%かはいるんだろうけど、それをマスコミに話すというのは、ある意味勇気が要ったと思う。
「特攻」という言葉には政治的な意味があるからだ。

案の定、TBSで検索してもアンパンマンポーチのことしか出てこない。
意図的にカットされているのだ。

でも、オリンピックで卓球団体銀メダル、シングルス銅メダルを取った24歳の彼女が、そういう発言をするのは素晴らしいことだと思う。
もちろん、終戦記念日が近いことも意識したかもしれない。

特攻という愚かな作戦を立てた軍は避難されるべきだ。

ただ、そういう作戦を実行させられた若者がいたという事実は消えない。
戦後79年間の平和を享受できたのも、そういう犠牲があったからとも言える。

何より、そんな馬鹿な作戦を糾弾する国民がいなかったということだ。
軍の中にも、そう思っていた人は少なからずいたと思う。
それでも、特攻という言葉に酔ったのだと思う。
ぼくらはそんな国民なのだろう。

コロナの時にそれは実感した。

戦争に向き合っていかないと、平和など望めない。

早田ひなの発言は、そういうことを含んでいるのだと思う。



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