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2024.08.22 Thursday
Wokeカルチャー
Wokeというのは、目覚めるという意味のWakeの過去形。
目覚めているということだ。 そこから派生して、Wokeカルチャーというのは。マイノリティーを尊重するとか、人種差別反対とか、LGBTQを理解するとか、そういうことを推進している人たちのことを指すらしい。 そういう意識が高い、ということで、日本では意識高い系という言葉になるのかもしれない。 そのWokeカルチャーで昔のドラマが批判されるらしい。 ぼくもずっと見ていた”Friends”というドラマだが、これが今では「ヤバい」ドラマのナンバーワンになっているらしい。 ニューヨークが舞台の6人の仲間のドラマ。 コメディなのだが、よくできていて吹き替えで見ても笑えるものだった。 いつもアパートの場面が映るのだが、その場所はある意味名所になっているらしい。 非常に人気があったと思う。 それがなぜ批判の対象になるかというと、白人6人のフレンズだから、ということだ。 多様性が欠如しているという批判。 さらに、ドラマの中でLGBTQ+をジョークにする場面もあり、それも引っかかっているらしい。 日本ではそこまで言う人はいないと思う。 だいたい、作られた時代がそれを許していたのだから、仕方ない。 それでみんな笑っていたのだ。 こういうのをポリティカル・コレクトネスと言うのだろう。 過去の偉人の銅像が倒されたりするのも、今の基準では「正しくない」からだ。 日本ではまだまだWokeな人は少ないが、そのうち増えるのだろうか…。 そのうち、「サザエさん」も封建的だということで、放送できなくなるのだろうか。 ぼくはそれはいいことだとは思えないのだが…。 |
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