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2024.08.03 Saturday
生きること
こないだ「限界を感じる」でも書いたが、最近本当に年をとったなと思う。
ぼくは歩くのが速い方だったのだが、最近若い人たちに余裕で追い越されるようになった。 階段でも、簡単に1段飛ばしで抜かれる。 若い人たちはスマホやタブレットの操作も、とにかく速い。 考えられないスピードでフリック入力できる。 この調子なら、彼らにはキーボードも要らなくなるのかもしれない。 昔に比べて、みんな歌がうまくなったし、作る曲も難しくなった。 70年代初頭はコードが5つもあれば1曲弾けたが、今は複雑なコードが出てくるし、転調はあるし、歌詞は多くて覚えられないほど。 すごいなあと思う。 ついていくのは大変だ。 若い人たちが作るアニメも素晴らしい。 昔は子供が見るものだったが、今は大人が鑑賞するものだ。 「葬送のフリーレン」は世界で評価されている。 昔の日本は家電だったが、今はアニメ、マンガだ。 素晴らしいと思っていた民主主義だって、どうも老害の影響が大きくなってしまった。 年金生活者は選挙権を半分にするとか、なくすとか、そういうことをしないと、この老害は収まらないだろう。 ぼくらロートルはもう引っ込まないといけない。 年をとったらそれなりの人生があると思っていたが、本当にあるのだろうか。 この1年ほど、母の死を見送って、そういうことを考えるようになった。 ぼくたちはどう生きるか、だ。 |
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