![]() |
2024.08.25 Sunday
猫の効果
スウェーデンの愛猫家兼ジャーナリスト、ウルリカ・ノールベリさんが『にゃんこパワー:科学が教えてくれる猫の癒しの秘密』という本の中で書いている。
ネコは都会の生活に適応でき、多くは望まず、人間を一緒に過ごし、たくさん眠り、エサを食べ、トイレに行けばいい。 あまり文句も言わないし、それほどお金もかからない。 だから、忙しい人のペットに最適だという。 2017年のフロリダ大学の調査では、ペットのイヌとネコに明らかな違いがあったらしい。 猫派は、内向的で一人で楽しむタイプで、かつクリエィティブで独立心旺盛、真面目でセンチメンタルなところがある。 対して犬派は、外交的で社交的、グループで過ごすのが好き、使命感が強く、地に足のついたタイプ。 なんとなくわかる。 飼い主がそれぞれをどう見ているかということでは、イヌは合理的でコミュニケーション能力があり、わかりやすく、従順で飼い主を守ってくれる。 ネコは、非合理的、敏感、セクシー、愛情深い、独立心がある、ナチュラル、優雅、反応が速い、静かで穏やか、清潔、ランニングコストが安いという結果。 ぼくは猫派だから、ネコのほうがバラエティにとんでいると思う。 また、ネコには「ミャオ効果(Meow Factor)」というのがあり、ネコが幸福感を広めるということだ。 Youtubeでネコの動画を見ると、悲しみやイライラ、不安などのネガティブな感情が軽減されることがわかっている。 ネコ動画は中毒性あるというが、その通りで、ぼくのFacebookはいつの間にかネコの動画が増えた。 別にそんなつもりはないのだが、猫グッズの宣伝も増えている。 イギリスの調査によると、イギリス人は1日に380万枚もネコの写真を投稿するという。 人の自撮りは140万枚。 倍以上の開きがある。 ネット上の記事も、イヌよりネコのほうが多い。 それも、ネコ好きの性格がインターネットなどの分野と相性がいいからだろう。 イヌ好きはネットにつながるより、リアルな関係を好んで外に行くのだ。 イヌ好きは外でコミュニティに参加したりしているから、わざわざそれをひけらかす必要はない。 ネコ好きは、内向的で家にいるのが好きだから、つながりを持つために写真を投稿したり、ネットの記事を書いたりする。 それは納得できる。 そんなことが現れていると思う。 このブログもイヌで検索すると96記事だが、ネコは116記事。 今書いているのをいれると、117でやっぱりネコが多い。 イヌもいいが、やっぱりネコが好きだと思う。 |
![]() |