考えたこと2

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暑さ対策
2021年にニール・スチーブンソンという有名なSF作家が、熱くなった地球で人々は外に出るときには温度を下げる服を着るという本を書いたらしい。
でも、もうこの夏、実際の話になった。

アメリカでは保冷剤を入れた服が、夏の屋外労働用に使われているとのこと。

日本でも、ファン付きの屋外用の上着をよく見るようになった。
長袖なのと、音がするのでよくわかる。
ファンが背中側の2箇所についていて、ベルトにつけたバッテリーから給電する。
おそらく、そういう対策をしないと、熱中症になるのだろう。

実際には気候変動の影響よりも、都市化(ヒートアイランド)の影響のほうが倍以上ある。
ビルなどのコンクリートの蓄熱作用、舗装動労からの照り返し、エアコンの排熱などが原因だ。
暑いから、冷房する、冷房するから排熱が出る、排熱が出るから暑くなる、そういう悪魔のサイクルになっている。

平均気温を比べると、南半球の方が北半球よりも低い。
南半球では都市が少なく、ヒートアイランドの影響が少ないからだと思う。

今週末は台風の影響で、ちょっと暑さはマシだ。
曇っていて太陽が見えない。
九州の方は大変なようだが、まだ関西には影響がない。

暑さ対策は、生活の知恵レベルの適応が進んでいく。

そういえば、ソニーは電気を使って冷やす素子を使って、首筋を冷やす機器を出している。
首の部分は体中の血液を冷やすのにいいところなのだろう。
男性が日傘を使う姿も今年から見るようになった。

そんな民間療法を使って、暑さを乗り切らないといけない。

ベランダの緑化はヒートアイランドに効果がある。

ほんの少しの貢献だが…。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
新しい学校のリーダーズ
「新しい学校のリーダーズ」というグループがあることを、去年の紅白歌合戦で知った。
女性4人のユニットで、その時はセーラー服を着てダンスしていた。
Tiktokでダンスで首を動かすのがバズった、ということだった。

こんなのが若い人たちに人気があるのか、と不思議だったものだ。
どちらかというと、古い音楽という印象。
ちょっとメタルっぽい、低音のビートを効かせた、ノレる音楽ではある。

ぼくらが普通に生活していると、全く聞く機会がない。
ネットは自動的に自分の好みにどんどん合わせていくから、出てこないのだ。

今日、日経の関連誌である、日経エンタテインメントの記事で、「タレントパワーランキング」というのを見ていたら、彼女らが急上昇して国内1位になったという記事があり、Youtubeで「オトナブルー」という曲を聞いてみた。
意味深な歌詞で、よく教育関係者からクレームがつかないものだ、と思ったが、そもそも「学校のリーダーズ」が見えていないのだろう。
昔のように「流行歌」があった時代なら、きっとクレームがついていただろうと思う。

記事によると、10代、20代だけでなく、わりとまんべんなく注目されているとのこと。
もちろん、教育関係者などは入ってないだろうが…。

いろいろMVを見てみたが、メタルっぽいビートに乗って、歌って踊るというのがいいのだろう。
テレビにも出ていて、

「個性や自由ではみ出していく、新しい学校のリーダーズでございます」

と話しながら、振りを付けてメンバー紹介をするという、なんとも言えないユニットだ。
コミカルではあるが、笑えない。
変なシリアスさがある。
今の学校の状況を表しているのかもしれない。

さらに驚いたのは、2020年に「オトナブルー」を配信リリースしたあと、アメリカ拠点の音楽レーベル88risingと契約して、アメリカやアジアでも活躍しているという事実。
日本のアーティストの海外での活躍は、Yoasobiだけではないのだ。
アニメやマンガで、日本の文化に興味を持つ人が増えているからかもしれない。

ちなみに、海外でのグループ名は「Atarasii Gakko!」という。
記事には「エレクトロミュージックと昭和歌謡を融合した」と書いてあった。
なるほど、そうかもしれない。

今年も欧州・アジア・北米のワールドツアーを6月からやっているとのこと。

ぼくらの世代は、アメリカの音楽に憧れて、洋楽こそが音楽という感じもあったが、もうそんな時代ではない。
山下達郎や小田和正はアメリカに進出したかったのではなかったか。

そんなハードルをSNSの時代になって、やすやすと乗り越えてワールドツアーをやっている。

やはり、老兵は去りゆくのみなのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |