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2024.07.27 Saturday
風邪が5類?
医師会ロビーの武見厚生労働大臣が、「旧来の風邪を「5類感染症」に格上げ」ということを明言したらしい。
「旧来の風邪」という言葉は使わず、「急性呼吸器感染症(ARI)」という言葉を使ったとのこと。 それは要するに「今までの時々流行る風邪」ということだ。 今まで流行っても、特に問題はなかったものを、なぜ「5類」に格上げするのか、全く理由がわからない。 医者も、風邪だと言って診察し、普通に薬を出していたのだろう。 こんなことが国会の審議もなく、省令でできるところが日本の役所の不思議。 そんなことだから、いざ法律を改正しようとすると、無数の省令や政令が引っかかって時間がかかる。 1箇所にまとめておけば、改正のときは楽だし、そこを見ればわかる。 しかし、日本の法体系は法律は大まかなところを決め、施行にあたってはいろんな規則ができる。 政令や省令などだ。 政令は内閣が作り、省令は各省大臣が作る。 国民の付託を受けた国会議員は何も関わらない。 こんなふうにして、国が運営されている。 だから、今回の武見厚生労働大臣のようなバカなことができてしまう。 マトモなやつを大臣に任命しない総理大臣が悪いとも言えるのだが…。 一応、パブリックコメントは出しておこう。 |
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