考えたこと2

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4度始まり
こないだのレッスンで、ヨルシカの「ただ君に晴れ」という曲をやった。
この曲も、教室に来ている中学生のリクエストでやった曲だが、どうもコードに違和感があった。

今流行りのように、別にサビから始まるわけでもない。
Bbのコードで始まるのだが、キーはBbではない。
その次に出てくるFがキーになる。
先生は、ああ、これは「4度始まり」です、と解説してくれた。

メロディのほとんどの部分はBb、F、C、Dmというコードの繰り返し。
Fをドとすると、Bbはファになって、ドとファの距離が4度ということになる。
だから、4度のコードで始まっているということで、「4度始まり」ということだ。

それでも、聞いた感じでは、Bb→C→Dm→Dm7という順次進行に聞こえるのだ。
なぜFをBbとCの間に挟んだかはわからない。
先生もあんまりFの音は聞こえてこないと言っていた。

だから、この曲の特徴はキーがFなのにFのコードがあまり聞こえないということなのだろう。
ようやく、この曲のコード譜を見て弾いたときに感じた違和感が解決した。

この曲はそういう違和感で聞く人を引き付けるのかもしれない。



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