考えたこと2

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TVメディアの腐敗
フランスの特派員がジャニーズについて記事を書いている。

冒頭の文章はこれだ。

「温泉のお湯を6カ月間入れ替えなかったことと、50年間何百人もの子どもたちを触ったり、口腔性交したり、肛門性交を強要すること、どちらが重大な罪だろうか。日本のメディアにとって答えは明白のようだ。

日本のテレビ局の幹部らは、今すぐ自分の名刺にこう刷るべきだろう。「弱きを挫き、強きを助ける」。

テレビ局に対して長きにわたって娯楽を提供してきたジャニー喜多川という男が、世界最悪級の連続児童性加害者の1人であったということに対して、日本のジャーナリズムはことごとく「無力」だった。人的、財務的、物質的資源が豊富にあるにもかかわらず。」

欧米のドラマを見ていると、犯罪の中でも児童虐待については非常に厳しい。
刑務所の中に入って、囚人からも嫌われるという。
それほど、児童に対する犯罪は重く扱われる。

一方、たった50人程度の東京オリンピック反対のデモにはヘリを飛ばして取材するのに、ジャニー喜多川の被害者には取材しようともしないのが日本のテレビ局。
癒着していると言われても仕方ないだろう。

続けて書く。

「昨年、福岡の温泉経営者である山田真は、半年間ホテルのお湯を入れ替えず、温泉の衛生記録を改ざんしていたとして摘発された。テレビカメラは、まるで彼が麻薬組織のリーダーであるかのように、段ボール箱の撤去を伴う警察の家宅捜索を取材した。この国民的嫌がらせ(コクハラと言っていい)、緩慢な大衆リンチは、山田が自ら命を絶った時ようやく収まった。

すぐさま、メディアは次のターゲットを見つけた。それは、寿司をなめる自分の姿を愚かにも撮影したティーンエイジャーだ。メディアは彼を赤軍の一員であるかのように「寿司テロリスト」とのレッテルを貼った。次のターゲットは誰だろう? 仕事中に同僚の運転手に「こんにちは」と言ったバスの運転手? 鼻に指を突っ込んだ少年?

いずれにせよ、次なるジャニー喜多川や、統一教会の創始者、文鮮明ではないだろう。メディアは不倫をした有名人を容赦なく攻撃する。それなのに、有名人が何百人もの子どもに対して性加害したことはスルーするのか。」

記事は続くが、要するに日本のTVメディアは自らの利益を優先して事実を報道しないということを書いている。
情けない限りだ。

これと同様のことが、放射能にまつわる報道、反原発についても起こっているのだと思う。
本来第4の権力と言われるマスコミは、真実を報道して、間違った方向に行くのをストップする役割を持っているのだが、日本のマスコミは逆だ。
真実を報道せず、国民を扇動している。

記事の最後の言葉は…。

「今に至っても薄っぺらな反応しか示さないことで、日本のテレビ局はジャニー喜多川のような人物を守る沈黙の陰謀に加担しているのだ。ここでメディアが変われない限り、日本の芸能界が、彼のような怪物にとって理想的な遊び場であり続けることは間違いない。」




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