考えたこと2

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無所属の時間
ずっと入院していると、実社会から隔離されたような状態になる。
これを山本七平が「無所属の時間」という本に書いていたのを思い出した。

どんな本だったかと思って調べると、アマゾンでは中古の文庫で送料350円、本は1円という値段。
びっくりしたのは古本屋で3万円を超える値段がついているところもあった。
電子書籍化されているので、それなら432円だ。

でも、もう絶版になって手に入らないのかと思ったら、いろいろ新装版が出ていて、やはりいい本は残るんだと思った。

たしか、山本七平は戦後大病を患って、その時に考えたことを書いたのが「無所属の時間」というエッセイだったと思う。
記憶違いかもしれないが…。

山本の場合は、半分死人として扱われた、というようなことだったと思うが、定かではない。

コロナもあって、誰かが来るのは何回かの回診と食事を持ってきてる時。
あとはリハビリの先生と運動しながら話す程度。

ぼくはインドア派だからまだいいが、誰かと話していないと生きた気がしないというような人は辛いだろう。
こうやってパソコン相手に、書いていると気持ちt落ち着く。
つくづく便利な時代になったものだと思う。

テレビは一応あるが、朝ドラの時しかつけない。
地上波とBS1しか見られないから、見るものがないからだ。

そうすると、いろんなことを思い出す。
学校のこと、家族のこと、友人のこと…。
どうしても、失敗したことを思い出すことが多い。
うまく行ったことなどは、思い出さない。

タラレバのこともある。
もしこうしていたらとか、こうすればよかったとか。
ネガティブに引っ張られる。

まだぼくは退院したら仕事があるから、マシだ。
これが、もう仕事を離れてからの入院だったら、もっとしんどいだろうと思う。

ということで、やっぱり手術をしてよかったと思う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) |