考えたこと2

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フェンダーのサブスク
アメリカではギターが爆売れしているらしい。
何度か書いているが、ギターメーカーのフェンダーがやっているギターのe-learningも好調なようだ。
Fender Playというサブスクリプションのオンラインレッスンサービス。
月額いくらかを出せば、使い放題というものだろう。

今年の5月に日本に上陸した。
コロナ禍も手伝って、アメリカでは多くの利用者を獲得したとのこと。

フェンダー社の調査によると、ギターを始めて1年以内に躓く人が多いことと、楽器屋の店員に男性が多く、女性が楽器屋で買いにくい、ということがあった。
これは日本でも同じだろう。
ぼくらでも、店員さんには声をかけにくい。
実際に楽器を触ってみたいと思っても、なんとなくはばかられる。

「楽器というリアルの商品と、デジタルの融合でLTV(顧客生涯価値)を高めた好例」と紹介されていた。

今は店に行かなくても、通販で買うことができる。
楽器屋さんでも、女性のギター専門の店員もいる。
実際、ギターを見ているのは男女半々くらいになった。

ギターの練習という意味では、コロナ禍以降、Youtubeがその役割を大きくしたと思う。
いろんなギター講師が、自分のチャンネルで教えている。
買ってすぐの人向けの、弦の張り方から、チューニングメーターの使い方、持ち方などの講座。
アコギ、エレキともに初級者から中級、上級者向けのコンテンツが山ほどある。
コロナ禍で対面レッスンができなくなったギター講師がたくさんいたことと、Youtubeで動画を作るための機器が安くなって、誰でも少しの機材さえあればできるようになったからだ。

フェンダーのサービスがなくても、Youtubeでいくらでも学べる。
実際、今の人たちは本当に恵まれていると思う。

ぼくらの頃はこの音、どうやって弾いているのだろう、ということが多かった。
でも、今はいろんな講師が実際に動画でやって見せて、こうやってやると教えてくれる時代。
それも無料でだ。
いい時代になった。

フェンダーの動画は4000種以上もあって、ジャンルも広い。
1つが3〜5分。
料金は2400円とのこと。

アメリカには日本のようなギター講師がただで教えてくれる動画は少ないのだろうか。
いずれにせよ、一時はギター人気は落ちたといわれていたが、また増えてきそうな感じだ。

楽器を弾くというのは、とても楽しいことだ。

ぜひ、日本でももっと広がってほしいと願う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:53 | comments(0) | trackbacks(0) |