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2018.11.25 Sunday
佐渡連
去年も書いたが、1万人の第九では12回の練習を終えたあと、本番前に指揮者の佐渡裕の練習がある。
今日がその「佐渡連」だった。 昼から新神戸の神戸芸術会館に行く。 総勢900名ほど。西宮と梅田、森ノ宮の教室が集まった。 去年に比べると、佐渡裕はちょっと疲れていたと思う。 軽口が少なかった。 去年はよしもとの芸人みたいだったが、今年は指揮者という感じ。 佐渡裕は全部で10回ほど練習に付き合う。 関西と東京のみでも、10回になるらしい。 今年で1万人の第九は20回目とのこと。 もう20年もやっている。去年と同じく、最初はいやいや引き受けたが‥、という話。 1回やると、終わったあとの感激があって、もう1回、というようになる。 これはぼくもよくわかる。 あの感激は、やみつきになる。 いつものコダマ先生が10分間の発声練習をやった。 西宮の教室のメンバーはよくわかったが、森ノ宮や梅田の教室の人は初めてだったから、戸惑っただろうと思う。 骨盤底筋とか、軟口蓋とか、首の後から声を出せなどと言われて、わかったんだろうか。 その後、佐渡裕の練習。 通しで最初から歌っていく。 いつもの300人ではなく、今回は900人だから、それだけで迫力がある。 ただ、気合が入って、めちゃめちゃ早くなる。 去年の本番もそうだったのだが、とにかくみんな「走る」のだ。 ハイになって、テンポが早い。 最初の部分は、どちらかというと、指揮者がそれに合わせてふっているという感じ。 もう少しゆっくりやったらいいと思うのだが‥。 佐渡連で指導されたのは、どちらかというと意味。 ここはこういう意味だから、この言葉は大事とか、こういう場面だから歌い方はこうなるとか‥。 説得力があって、さすが指揮者だと思う。 当たり前か。 これでどんどんやる気を高めてきた。 泣いても笑っても、次の日曜日で終わり。 土曜日のリハーサル、日曜日の本番と、体調を整えていきたい。 |
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