考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< November 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
1万人の第九 最終練習
水曜日は第九の最終練習だった。
去年もそうだったが、最後の練習となるといつもと違う。
何となく緊張感が漂う感じ。

もうすぐ本番という気持ちがそうさせるのかもしれない。
2年目のぼくも、またあの大阪城ホールで歌うのかと思うと、ちょっとうれしくなる。
当日になると、またあの長い時間座って待つという苦行が待っているのだが‥。

今回は本当に通しで練習をやった。
最初は発声練習。
歌わず、話すこと。
喉を開けて、力を抜くこと。
鼻の息で硬い響く声を出すこと。
足で舞台をつかみ、骨盤底筋に力を入れて息を吐くこと。
口は開けて、軟口蓋を意識すること。
肩甲骨を緩めて息を吐くこと。
こういうことをずっとやってきたが、少しでも思い出してやってほしい、ということだ。

前回に続いて、4楽章が始まって立つところからやった。
去年もやったが、実際には立つタイミングで観客席の照明がつくので、そんなに気にしなくても大丈夫。

みんなの気合が伝わったのか、最終練習はいつもより良かったと思う。
声に張りがあった。

ぼくは練習はしたものの、まだ完全には歌い出しのタイミングや歌詞が完全ではない。
最後の2つのパートが難関だ。

それでも、第4楽章全体やソロのパートも入って通しでやると、ようやく第九をほんとに歌っているという感じになる。
それがみんなをその気にさせるのだろう。

いつも先生が言うが、歌うときには身体で用意をしておく必要がある。
あくびの口で、息を横隔膜で吸って、歌詞の最初の子音を出せるように口の形を整える。
どうしてもリズムが日本人になりやすいので、ちゃんと跳ねるリズムを意識する。
それらの用意をして歌うと、歌い出しが遅れず、最初から声が出る。
何事も最初と準備が肝心だ。

最後にコダマ先生が2曲ほど歌ってくれた。
さすがにプロだ。上手。

帰ってみると、先生のフェイスブックにクラスへのメッセージが書いてあった。
最後にドイツ語で、Viel Spass!と書いてある。
調べると、「楽しんで!」という意味だ。

本番はみんな気合が入って、リズムが走るし、声のコントロールができなくなったりする。

でも、力を抜いて、楽しんでやれば大丈夫ということだ。

楽しもう。


| | 考えたこと | 12:57 | comments(0) | trackbacks(0) |