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2018.11.04 Sunday
ジェリー・ウォレス
Youtubeで60年代のポップスのミックスリストを見つけた。
ずっと聞いていると、「男の世界」が出てきた。 この曲を中学2年のときに聞いて、シングル盤を買ったのが、たしか最初の洋盤だったような気がする。 チャールズ・ブロンソンが出てくる、男性化粧品のCMソングだった。 当時、かなり流行ったと思う。 調べてみると、オリコン洋楽チャートで1970年10月5日付から通算12週1位とのこと。 出だしの”All the world loves a lover"というのが耳に残る。 チャールズ・ブロンソンのイメージもよかった。 この男性化粧品は丹頂というメーカーが作っていたが、この製品名マンダムを社名にするほどのヒット。 マンダムのCMもYoutubeにあった。 まだ西部劇が現役の頃だ。 砂漠で馬に乗ったブロンソンが、カウボーイハットで水を汲んだり、砂丘を駆け下りたりする。 最後に化粧品が出てくるが、効能などは一切なし。 男っぽいというイメージだけで見せる。 あの頃は資生堂のMG5に対抗してたと思う。 同じようなパッケージだった。 社名を変えるくらいだから、大成功したのだろう。 でも、実際の歌はジェリー・ウォレスというアメリカのカントリー歌手が歌っている。 Wikipedeaによると、「1960年から1980年にかけてカントリーミュージックのチャートで35曲をランクインさせた」とのこと。 「男の世界」は日本だけでヒットして、来日もしていないようだ。 日本では、ほんとにこの1曲だけ。 圧倒的にチャールズ・ブロンソンのイメージだったからなあ。 しかし、当時日本で12週オリコン1位になったというのは、カントリー歌手では記録ではないか。 シングル盤が120万枚も売れた。 写真を見ると、好青年という感じで、チャールズ・ブロンソンのイメージはまったくない。 だから、呼ぶのをやめたのかもしれない。 きっと70年当時、いろんな裏話があったのだろう。 もうチャールズ・ブロンソンもジェリー・ウォレスも亡くなってしまった。 いつの間にか、あれから48年も経った。 もうすぐ半世紀なのか…。 |
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