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2018.11.15 Thursday
オソバ
オソバと言っても、お蕎麦のことではない。
ホンダとドワンゴが開発したiPhoneアプリのことだ。 クルマにUSB接続して、クルマの情報を取り、初音ミクが速度へのコメントや安全運転のためのアドバイスをしてくれるという。 初音ミクというのは、ボーカロイドのキャラクター。 ボーカロイドというのは、コンピューターで歌詞と音程を打ち込んで歌わせる人工の歌手。 そのスジでは有名だ。 Youtubeで検索したら山ほど出てくる。 話す言葉も滑らかだから、選ばれたという面もある。 若者をユーザーに引き込もうという作戦だろう。 クルマは軽のスポーツカー、S660だ。 安くはないが、200万ほどでスポーツカーにしては高くない。 しかし、スポーツカーを買う車オタクと、初音ミクのファンであるボカロ(ボーカロイド)オタクとは、ちょっとイメージが合わないようだが…。 ホンダとドワンゴは今後も共同研究を進めていくという。 若い頃、毎月茨城県までクルマで出張していた。 その時困ったのが、とにかく眠いこと。 音楽を聞いたり、ラジオを聞いたり、漫才を聞いたりしたが、さほど効き目がない。 モノを食べるというのはちょっと効く。 しかし、何が効くといって、誰かと話すことが一番。 気の合ったメンバーと2人なら、まず眠くならない。 だから、クルマに必要なのは、適当な会話ができるAIロボットだ。 GPSと連動して、位置情報も加味してくれるとなおいい。 自動運転など出来なくてもいいから、回りをモニターしていて、「あ、人が来た」とか「信号は赤」とか言ってくれたらそれでOKだ。 調子のいいことを言っているが、こういうのが一番難しいのだろう。 ぼくが生きている間に実用化してくれないかなあ。 |
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