考えたこと2

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「男はつらいよ」の新作
「男はつらいよ」の新作が来年発表されることになった。
主人公の渥美清は亡くなったが、どんな話になるのだろうか。

BSで山田監督と倍賞千恵子の対談を見たが、やっぱり主演は渥美清らしい。
回想シーンをつなげるのだろうか。

今年は満男(さくらの息子)が50歳になるという。
新作では、この息子の生い立ちが軸になるとのこと。

たしかに、シリーズの最後の方は、満男が大人になって、寅次郎との絡みが多くなった。
満男が結婚したら、レギュラーが一人増えるのだが、どうなるのかなあ、と思っていたら主人公が亡くなってしまった。
満男はやっぱり堅気の人生を歩まないといけない。
主人公が亡くなってからの長い間、満男はどういう人生を送ったのだろうか。

戦後の高度成長の前から、成長期、バブルが崩壊していろいろあった日本。
ちょうどシリーズの50周年にもなるという。

倍賞千恵子は、映画の中の自分のことを「さくらさん」と言っていた。
役者が、48作も出来てしまった映画の中で、自分をどう見ているか、面白かった。
役の自分は、自分ではない。
自分ではない、「さくらさん」なのだ。
そういうふうに、語っていた。

倍賞は、1作めに出た時は28歳だったという。
結果的に、自分の人生を「倍賞千恵子」という人間と、「諏訪さくら」という寅次郎の妹、二人分生きた感じなんだろう。
そういえば渥美清も、生前自分が「渥美清」なのか「車寅次郎」なのか、わからなくなる、と言っていた。

「男はつらいよ」は1969年にスタートし、1995年まで作られた。
その間26年間。
ぼくが12歳から38歳までの間。
そんな昔に終わったとはびっくりだ。

初めて見たのは、高校生の時。
ロードショウではなく「男はつらいよ」の3本立てだった。
友達と3人で、朝から見にいった。
やたら面白く、大笑いしたのを覚えている。
3本立てだから、5時間半くらいかかる。
朝の10時くらいから、3時過ぎまでだ。
あの映画館も、もう閉館した。

映画館で見たのは、その時とあと1回だけ。
あとはツタヤで借りたり、テレビで見たり…。
ここ数年はBSで録画してみている。

新作はどんな映画になるのかわからないが、映画館に見に行こう。



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