考えたこと2

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中村雅俊といえば
中村雅俊といえば、青春モノの「俺達の旅」とか、学園ドラマの主人公のイメージが強い。
「俺たちの旅」は1975年から始まった。
大学生が主人公のドラマだった。
ぼくが大学に入った年だ。

実はこのドラマ、リアルタイムではほとんど見ていない。
下宿したりして、テレビとは無縁の生活だったからだ。
今と違って、当時はテレビは贅沢品。
下宿に1台、というようなものではなかった(テレビがある下宿はほとんどなかった)。
ぼくの下宿は、部屋のすぐ外に共同のガスコンロがあり、向かいが共同のトイレだった。
そんなところにテレビは似合わない。

それでも、家に帰った時、何度か再放送でチラチラ見た。
大学生の何とも言えないモラトリアムな感じが出ているドラマだった。
中村雅俊、田中健、秋野大作というトリオ。
それぞれ個性があって、時代の雰囲気を表している。
なんとなく、反体制という感じのドラマだった。

中村はドラマの主題歌も歌っていた。
この頃の中村雅俊が、ぼくの中の中村のイメージ。
とにかく、若かった。
そのイメージが強かったのか、中年以降の彼をあまり知らない。
歌手はやっていたのかもしれないが、あまりヒット曲はなかったと思う。
役者もやっていたのだろうが、これといって気を引いたものはない。

その中村が、おじいちゃんの役を朝ドラでやっている。
「半分青い」というドラマ。
実年齢が67歳。
そんな年には見えないが、もうおじいちゃんの役にならざるを得ない。

そういう時代になったのだ。
今の若い人たちは朝ドラなど見ないし、80年代の中村の歌も知らない。

でも、ぼくらは朝ドラを見て、「おお中村雅俊がおじいちゃんか」と感嘆する。

そういう年になった。


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