考えたこと2

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イチローの去就
ニュースによると、来季はマーリンズがイチローとの契約を更改しないとのこと。
イチローは44歳。
大リーグの現役最年長外野手だ。

今の成績はメジャー通算安打数が22位の3080本。
日本の安打数を入れると、4300を超えて世界一だ。
でも、これはあくまで参考記録。正式には22位になっている。

今年は主に代打でホームラン3本を含む50安打を放った。

イチローの野球を見ていると、日本の「道」という感じがする。
年をとって、風貌も含めどんどんそういう感じになってきた。
イチローの野球道は、どちらかというと「修行」のように見える。

常にストレッチ、筋トレを怠らず、いつも最高の状態でプレーできるようにしている。

「『できなくてもしょうがない』は、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら絶対に達成できません」

「どんなに気持ちが揺れていても、いつもどおりの作業をすることで、自然にバッティングの気持ちに切り替えることができるんです。僕にとってはいつもどおりにすることがプレッシャーに対処するための唯一の方法ですね」

「一日の反省はグラブを磨きながら、昨日は何を食べたか、よく眠れたか、というところから、実際にゲームが終わるまでに起こったすべてのことをよく振り返って考えてみる」

こんな言葉が、「イチローに学ぶ」というページに出ているが、陽気なヤンキー気質が多い大リーグではあまり聞けない言葉だろう。
5分単位で毎日の生活をこなしているとも聞く。
球場に向けて出発する時間、そこから遡って食事の時間など、それを管理する妻の理解がなければできないことだろう。

何となく昔の剣豪が、刀をバットに持ち替えたという感じだ。
そういう求道者的な思いがアメリカ人にもあるんだろうか。
それこそ、日本のミステリアスな部分だと思っているんだろうか。

44歳とはいえ、レギュラーでも使える選手のような気がする。
守備も、打撃も、足も、衰えたとはいえ、まだまだ現役だと思う。

イチローはフリーエージェントになって、全球団と交渉できることになった。

来年は、いったいどうなるんだろう。

まだ現役をつづけてほしいと切に願う。




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