考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
エネルギーを貯める
熱エネルギーというのは、どちらかというと余分なものの場合が多い。
何かのついでに無駄になってしまう、というのは熱エネルギーの形をとるということだ。

何かを止めようとするときに、必要なのは摩擦のエネルギーだが、それとともに熱のエネルギーも出てしまう。
熱は効率よく放出するべきエネルギーという感じだ。
エンジンだって、エネルギー効率が悪いのは、無駄な熱を発生するからだ。
だから、モーターに負けてしまう。

家庭や工場で使われるエネルギーの3分の2が、無断な廃熱になっている、というページもあった。
一般的に150度以下の熱をエネルギーに変えるのは難しいと言われているらしい。
でも、この熱エネルギーを上手に貯めておければ、エネルギーが効率的に使えるのだ。

だから、いろんな会社が廃熱の利用でエネルギーを生み出そうと考えている。

しかし、今回グーグルは電気エネルギーを熱エネルギーに変えて貯めておこうとしているらしい。
自然由来の発電(風力や太陽光)の弱点は、発電量がばらつくこと。
風が吹かなかったり、曇ったりしたら電気は作れない。
それを補おうとすると、大規模な蓄電が必要になる。
そのために、タンクに入れた液体に、熱エネルギーの形で蓄えるということらしい。

ちょっと想像がつかない。
熱エネルギーの形で蓄えるということだから、熱くなるんだろうか。
いずれにせよ「壮大な構想」ということらしい。

グーグルはサービスをするために、世界中で電気を使っているから、電気が必要なんだろう。
Gメールや検索エンジン、カレンダー、ドキュメントなど、それらのサーバーを世界で何億人もの人が利用している。
それらを止めずに運用し続けることだけでも、スゴイことだ。

どういうオペレーションをしているのか、想像がつかない。
たまにはトラブルが出たりするんだろうが、ちゃんとバックアップされるようになっているんだろう。

ひょっとしたら、グーグルが再生可能エネルギーをちゃんと使えるように、蓄電の仕組みも作ってしまうかもしれない。

グーグルは金はあるから、失敗するプロジェクトも多いらしいが、これは成功してほしい。

| | 考えたこと | 20:13 | comments(0) | trackbacks(0) |