考えたこと2

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選挙管理委員
おときた駿という都議会議員のブログに、東京都の選挙管理委員の選挙についての記事があった。

それによると、東京都では選挙管理委員会の委員は議員が選挙で決めるのだが、8年任期で4人ずつ改選ということになっている。(全部で8人)
実務は自治体職員がやっていて、まあ有り体に言えば非常勤の名誉職に近い仕事らしい。
その報酬が、委員長:月額523,000円、委員:月額429,000円という額。
かなりの高額だ。

この委員は慣例的に、「多くの自治体でその約7割を議員OBが務めている実態が知られています」ということだ。
「へー、それは知らなかった」と思って、尼崎市のホームページを検索してみた。
そうすると平成15年の市の文書が出てきて、月給20万円弱というPDFファイルが出てきた。
さすがに、歳入が低い分、給料も安い。
今の金額はどうなっているか、わからない。

しかし、肝心のメンバーがわからない。
そこで市役所にメールを出した。

「実はこの度、東京都の選挙管理委員会のメンバーに関するブログを読み、わが町尼崎はどうなっているのかと思い、選挙管理委員会について調べましたが、いろいろと探しても、どこに委員のメンバーが出ているのかわかりませんでした。
法令によると、「当該自治体の有権者の3分の1以上の署名を集めると、選挙管理委員のリコールを地方首長に請求できる」とありますから、お名前は公表されていると思うのですが、どこにあるのでしょうか。
関連のページを見ても見つからなかったので、お問い合わせする次第です。」

と市役所のページに唯一見つけた広報のアドレスに出してみた。
「法令によると」に続く部分はWikipediaに載っていたのをそのまま転載した。
いい加減なものだ。

すると、翌日選挙管理事務局からメールが届き、メンバーの名前が4人載っていた。

一人ひとりグーグルで検索してみると、そのうち2人がひっかかった。
以前尼崎市で市議会議員が集団でカラ出張をして、問題になったことがあったが、その時のメンバーが2人入っている。
4人中2人だから、議員のOB率は50%。

まあ世の中の平均(約7割)よりは低い。

議員をやめても、天下って月に2〜3回程度の会議に出るだけで十数万円の月給がもらえる。
これはおいしいなあ。

こんな仕事に月給が出ているとは思わなかった。

いろいろと調べると面白い。
さあ、これをどうするか…。

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