考えたこと2

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ブルートレインと金星探査機
金星探査機の「あかつき」が姿勢制御エンジンを使って軌道を修正し、無事金星探査ができるようになった。
金星は地球の内側を回っている惑星で、ただ熱いだけ、という感じだったが、その状況が明らかになる。
今まで惑星探査というと、アメリカやヨーロッパの探査機だったが、これで日本も一人前になる。

でも、ぼくにとって「あかつき」というと、ブルートレインの名前だ。
ぼくの通っていた中学は、当時の国鉄線のすぐとなりにあったので、授業中に電車が走るのが見えた。
ブルートレインは特徴的な車両だったので、通るとすぐにわかる。
当時はSLの写真を撮りに行くような友達もいて、ぼくも一回一緒にカメラを持って行った。
普通の中学生よりは、ちょっと鉄道好きな生徒だったと思う。
当時、一日2往復で大阪と鹿児島をつないでいた、とWikipediaに書いてある。
とにかく、「あかつき」が通ると、もうすぐ授業が終わる、というようなタイミングだったと思う。
1970年当時、まだ新幹線は東海道だけで、まだまだ地方へはブルートレインなどの車両が主力だった。

そんな「あかつき」ももう死語だ。
2008年になくなってから、もう7年になる。
新幹線世代の人たちにとっては、寝台特急など前時代の遺物という感じだろう。

でも、ぼくは電車に長い時間乗るのが好きだ。
長い時間飛行機に乗るのは嫌だが、電車に乗るのはいい。
一度だけブルートレインの北斗星に乗って、北海道に行ったことがある。
会社に入ってからのことだ。休み明けからの仕事だったので、休みと飛行機代を使って乗った。
新幹線で東京まで行き、それから北斗星に乗るという、面倒くさいことをやったなあ。
ガタンゴトンというレールの継ぎ目の音を聞きながら、寝台で寝るというのもいい。
青函トンネルを通った。
函館から札幌までが思いの外長かった。

そういえば、出張先の広島から宮崎にも電車で行ったことがある。
途中、大分で一泊してちゃんぽんを食べた。
この時は寝台ではなかったが、関門トンネルを通った。
大分を朝早く出て、宮崎の都城まで行ったが、朝出て昼までずっと乗っていた。
電車は寝台だったが、朝から乗るので、寝台料金は取らなかったと思う。

静岡から、わざわざ「こだま」で新大阪まで帰ったこともある。
初期のタイプの新幹線だった。

あのブルートレインの「あかつき」と金星探査機の「あかつき」は関係がないだろう。
金星は明けの明星と言われ、日の出前に輝く星だから、あかつき、という命名になったのだと思う。

でも、「あかつき」という名前は懐かしい。

数年間は金星の観測ができるとのこと。

なにを発見するのかな…。

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