考えたこと2

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スクールカースト
今のいじめを助長させているのは、スクールカーストと呼ばれる学校の中の序列だという。
精神科医の和田秀樹も言っていた。
ぼくもそうだと思う。

しかし、それを助長しているのは他ならぬ先生だという。
昨日書いた、教育現場の教え方の問題だ。
いい先生は、生徒のだれがこの問題の答えを知っているかを知っているという。
それをうまく使える先生が、いい先生になる。

そして、みんなの話し合いを利用して、あたかも民主的なクラス運営をする。
そんな器用な先生がいい先生。
それが一部の生徒を特別扱いすることをわかっていても、それができることがいい先生の条件になる。
それは話し合いが盛り上がって、「いいクラス」になることを意味する。

オカシクないか。
スクールカーストがいじめの原因の一つだと言われていて、それを助長する先生がいる。
そして、その先生は「いい先生」なのだから。

今や教育実習で良い評価をもらおうとすると、このスクールカーストに注目する、ということが行われているらしい。
教師になる前から、いじめを助長するのに加担するということだ。
そんなヤツに教師になってほしくないとぼくは思う。

児童生徒に対して平等に教える、という教育の基本をもう一度実践するべきだ。
それをやらないと、いじめなどなくならない。

ぼくなどがインターネットで記事を見ていて、そんなことを思うことができる、ということは教育現場の人たちはもっとそういう知識を持っているはずだと思う。
持っていないとしたら、持つべきだろう。

よくいじめの記者会見で校長や教頭が頭を下げているところを見るが、その人たちがスクールカーストのような存在を認め、いじめを受けた生徒がどのカーストに属していて、だからいじめられていたというような分析を聞いたことがない。

うちの中1の姪でさえ、そういうものの存在を否定しない。
第一階層は勉強がデキる子、だという。
自分は第二階層にいるともいう。

いい加減に、教育現場は変わらないのだろうか。
先生は話し合いなどやめて、平等にちゃんと教えるべきだ。

そういう授業をすることが、いじめの撲滅に繋がるということを認識しないといけない。

そうではないか。


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