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2013.07.13 Saturday
アメリカのクルマ好き
アメリカはモータリゼーションが最初に起こった国。
都市が点在し、フリーウェイでつながっている。 クルマが主な移動手段だ。 よほどの都市部を除いて、歩いている人は少ない。 ネィティブアメリカン(昔はインディアンと言った)以外の人は、まだまだ新参者だ。 世界の各地には古いものがある。 古いものといっても、人間が作ったものだ。 西暦数百年のものがあったり、紀元前の建造物があったりする。 しかし、アメリカにはそういうものがない。 その代わり、歴史の新しいものについては強い。 例えばクルマ。 1920年代にはクルマ社会になっていた。 だから、1920年代のクルマがまだ残っていたりする。 今から90年ほど前。 テレビを見ていると、アメリカにはオールドカー好きがたくさんいる。 古いクルマを置いてある。 程度のいいものは倉庫の中にあり、ちょっと悪いものは外に並べている。 別に走れる状態にしてあるわけではない。(中には走れるものもあるが) 中古車屋で出物を見つけて、買ってくるのだろう。 さすがに広い国だ。 土地が余っている。 シボレーやフォードの古いモデル。 やたら大きなボディで、スカスカのエンジンルーム。 まだボディがモノコックではなく、車台と分かれていた時代。 リッターあたり3kmというような燃費で、エンジンをぶん回して走る。 機能と関係があるとは思えない、羽や出っ張りがあるものが多い。 あれを見て、古き良きアメリカを思い出すのだろうか。 |
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