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2013.07.11 Thursday
何でもみんなでやる
非営利の法人の悪いところは何でもみんなでやろうとすることだ。
これが委員会制度。 何やら委員会、かんやら委員会とたくさんの委員会ができる。 そして、誰が決めたかわからない無責任体制になる。 国会の仕組みも同じようなものだ。 「誰が」決めるのか、ということが組織の一番大事なところなのに、それが決まっていない。 「委員会」というわけのわからない組織で決める。 誰も責任を取らない。 権威を嫌い、平等を尊ぶ傾向がある。 それ自体は悪いことでないが、時と場合による。 どう考えても、何かを決めないといけないのに、決まらないというような場合はどうするのか、 という選択肢もない。 委員会はまちがいなく決める、という幻想の元に作られているからだ。 とにかく決まるまでやるか、決まらないまま終わる。つまり、決まらない、ということを決めるのだ。 言い方はいろいろあるだろうが、決定の先延ばしに他ならない。 くだらない事は決まるが、大事なことは決まらない、決められない。 そうなると、組織はずっと変わらない、変われない。 そんな組織が世の中にはたくさんあることを知った。 そう思って見てみると、国会の委員会などもそれに該当する。 今、一番大切な問題は、税と社会保障の一体改革だと思う。 でも、だれもそれに触れない。 今の制度が100年も続くと思っている人がいるのだろうか。 そんなものは官僚が作った作文だとみんな思っているだろう。 思っていないとしたら、本当におめでたい話だ。 ダメな委員会を解散して、方針を決める人が必要だ。 それがワンマンであってもかまわないと思う。 今やミンシュシュギなど当てにならない。 良く出来た独裁の方がマシなのではないか。 |
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