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2013.07.17 Wednesday
Black dog syndrome
アメリカにはイヌのシェルターがあって、そこでは放棄されたイヌが保護されている。
日本でも最近はそういうNPOがあったりする。 黒いイヌはなかなか引き取り手がない、というのがBlack dog syndrome。 黒いイヌ症候群という。 なかなか難しい問題だ。 地域によってはそういう「差別」が激しく、処分せざるを得ないイヌが出てくるという。 身体が黒で、足が白という組み合わせが悪いという地域もあるらしい。 イヌも人間も同じだが、どういう外見で生まれてくるか、どういう国で生まれてくるかといったことは選べない。 親が子を選べないのと同じく、子も親を選べないのだ。 だから、生まれてきたイヌには罪はない。 黒であろうと、白であろうと、それはそのイヌが選んだものではない。 差別はやめて、黒いイヌを引き取ろう、というのがこの黒いイヌ症候群の単純な解決法。 それでも、多くの人は黒いイヌ症候群自体を知らないという。 そんなことがあるとは思わないらしい。 まず、知ることが大事なのか、それとも知らずに自然に振る舞う方がいいのか…。 何となく、人種問題みたいになってきた。 |
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