考えたこと2

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お昼の地上波
久しぶりに昼間の地上波テレビ番組を見た。

ビデオで番組を進め、画面の左上の小さな小窓の部分にタレントがそれを見ているところを映している。
果たしてこの小窓は必要なのだろうか。
ビデオの内容を見て、常連のタレントたちがうなずいているだけだ。
全部合わせてもギャラはしれているだろう。

番組の内容はビデオで撮ってある素材。
これはおそらくテレビ局本体ではなく、下請けや孫請けの会社が依頼を受けて作っている。
たくさんの番組制作会社がある。
労働条件は過酷なものだ。
休みはなく、長時間労働は当たり前、年収は200万そこそこ。
若い人が入ってきては辞めていく。

それはそうだろう。
テレビ局自体の収入が減っている。
広告を出す会社が減ったし、スポンサーも減った。
深夜番組なら、若手芸人はギャラがなくても出演するらしい。
費用をケチらないと番組が作れない。
そうまでしてくだらない番組を作る必要もないと思うのだが…。
ネットの宣伝も増えた。今まで1分のCMを流していたところが30秒にして、後はウェブで検索、という所も増えた。

結局、画面の左上の小窓は、テレビ局本体がこの番組を作っている、という意思表示かもしれない。
あってもなくてもよい内容。
ビデオの時間つなぎにしかならないのだが、それでも意地でやっているのだろう。

地上波のテレビはいずれWebに負ける。

そして番組制作会社は独立してWebのコンテンツ制作会社になるかもしれない。

その頃には、テレビ局は番組制作会社にお願いして番組をもらっているかもしれない。



| | 考えたこと | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
初代カローラ
初代カローラが発売されたのは1966年。

日本のモータリゼーションが本格的に始まった。
たしか、ぼくが小学校の6年の時に近所で展示会があった。
地域モーターショーのようなものだ。
その当時の最新の量販車を並べていたのだと思う。

ぼくはその当時からメカ好きだったので、友だちと自転車に乗って見に行った。
当時のカローラは今と違って鉄の塊のようなクルマだった。
今はウレタンバンパーのような素材もあるし、アルミニウムも炭素繊維も使われているが、その当時は鉄だった。

当時のカローラは小さいクルマだったが、大きく見えた。
これから、日本もアメリカのように豊かな社会になっていく、というような気分があったのかもしれない。
何となくうかれた時代だった。

小学生だったが、クルマを見て回ってたくさんのカタログを家に持って帰った。
当時の展示会は子供同士で行っても、見せてくれたし、カタログもくれた。
きっと、今から見たらしょぼくれたカタログだったと思うが、何度も繰り返して見たことを覚えている。

そんな1960年代だった。

日本の高度成長の始まりの時期。

1964年に名神高速道路ができて、新幹線も走り、東京オリンピックが行われた。

その2年後がカローラの誕生。

あの頃は、今の時代を想像することすらできなかったと思う。

ちょっと進みすぎたかもしれないなあ。

| | 考えたこと | 02:26 | comments(0) | trackbacks(0) |