考えたこと2

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オクラホマの竜巻
昨日のオクラホマシティの竜巻はすごかった。

テレビやWebのニュースで見ても、恐ろしい災害だ。
上空からの写真では町の様子が写っていたが、竜巻が通ったところは見事に崩れており、もと何があったかすらわからない。
意外と木造が多いなあというのがざっと見た感じ。
木材がたくさん倒れていた。

自動車がひっくり返っていたり、何台も積み重なっているところも見えた。
竜巻に巻き上げられてしまったのだろう。
大きなSUVもあったから、重量で2トンくらいのものも軽く飛ばされたということだ。

気象庁のページに竜巻の記述があった。(http://www.jma.go.jp/jma/menu/tatsumaki-portal/chigai.html より)

「竜巻の頻発地域である米国中西部(オクラホマ州付近)は、北極からの寒気団とカリブ海からの暖気団が衝突する地域であり、 両気団の衝突で大気が不安定になった時に竜巻が発生しやすくなります。また、米国中西部の上空には、 ロッキー山脈を越えて乾燥した偏西風があります。このため、ラジオゾンデによる高層気象観測では、上空に行くに従い、 風向が時計回りに変化することが多くなります。このような気象条件の時は、積乱雲が回転しやすくなります。 これらの気象条件が揃うことにより、米国中西部では、強力な竜巻が多数発生する傾向があります。
 日本では、日本の脊梁山脈や沿海州の山に阻まれて、北極からの寒気と南方の暖気が直接衝突することはあまりありません。 また、日本の西方には、偏西風に影響を与えるほどの大きな山脈がありません。 このため、極度に乾燥した偏西風が現れ、風向が顕著な時計回りの回転をすることは、 日本では米国に比べて少なくなります。このため、米国で発生するような強い竜巻はあまり発生しません。 しかし、低気圧や台風の接近時に、大気の状態が不安定になり、南から温かく湿った空気が流入した時は、 竜巻が発生しやすい気象状況になることがあります。」

やはり、アメリカ中西部というのは竜巻が発生しやすい地域だった。
北極から冷たい空気が、カリブ海から暖かい空気がやってきて、衝突する場所ということだ。
日本は地理的にアメリカのような大きな竜巻は起きにくいということらしい。

何人もの人が亡くなったり怪我をしたりしている。
エライことだ。

竜巻の規模を表す数字に、日本人の名前が入っている。
「改良藤田スケール」というもの。ちなみに藤田氏はシカゴ大学名誉教授。
このスケールは竜巻による被害から、規模を推定する尺度。
この尺度で今回の竜巻は最強レベルである、ということらしい。
ビルも持ち上げるというレベル。

最近天変地異が多い。
気をつけてもどうにもならないが、気をつけることにしよう。




| | 考えたこと | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
こざかしい知恵
人間は地震のことはよくわかっていない。
こないだプレートテクニクスの事を調べたが、このプレートが動いて地震が発生する。
大きな地震はそれが原因だ。
ただ、プレートが動く様子などわからないし、相手は千年、万年の単位で動こうとしている。
所詮、予測などできない。
今の予測は、近いうちにそういうことが起こるかもしれない、という程度の予測。
いつ、どのくらいの規模で起こるかはわからない。

もともと1つの大陸が分かれてできた4大陸。
少しずつ動いて、今の形になった。
だから、強いていえば、あらゆるところで地震が起きる可能性がある。
日本のような島国、どこにでも活断層があるのではないか。

原子力のナントカ委員会が、原発の下にある断層は活断層だという。
それは活断層かもしれない。
でも、何年後に地震が来るかはわからない。
その上に建っている原子力発電所は動かしてはイケナイという。

原子力発電所が止まっていて、火力発電所が動いている。
その火力発電所を動かすために、毎日100億円の石油、天然ガスを輸入している。
毎日100億円だから、年間3.5兆円。
そのうち、円安でもっと値段が上がるだろう。

一方、イスラエルがイランを爆撃するかもしれないという。
そうなると、石油が中東から来なくなる。
また石油の値段が上がる。

とりあえず、電気は原子力で作ればどうか。
すぐに地震が来るというわけでもないだろう。
毎日100億円かかっているのだ。
一日分あれば、いろんなことができる。

どうしてそう思わないのだろうか…。


| | 考えたこと | 00:28 | comments(0) | trackbacks(0) |