考えたこと2

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ブックオフ
近所の本屋が潰れて、空き店舗になっていたところにブックオフが入った。

駅の北側のビルに2フロアを借りて入っていたのだが、今回うちの近所のダイエーが入っているビルに引っ越してきた。
5/5、6は20%引きなので、3冊ほど買ってしまった。
レジの近くにコミック、CD、DVDを置いている。
今度は1フロアになって、だいぶ床面積が減っている。

メインの商品はコミックの単行本のようだ。
読み手の方に、買って、読んで、売るというサイクルが確立している。
もちろん、全てではないが、読み手にとってランクが下がるマンガについては、そういう扱いになっている。
置き場所にも困るから、売リ手も多い。
ついつい買う方のみを考えてしまうが、売り手を確保することもブックオフにとっては死活問題だ。

会社で言うと仕入部門に当たる。
仕入れないと売れない。
誰が考えても、売る人がたくさん売ってくれることがまず第一歩。

ブックオフのビジネスモデルが優れている点は、誰でもすぐに売れるように買い取り価格を決めたことであろうと思う。
今までの古書の買い取りは、価格をどうするかという目利きが必要だった。
誰の初版本は値打ちがあるとか、希少性や嗜好を知っていないと買い取れない、という感じだった。
それを無視して一山いくら、というような買い方をしているのだと思う。
具体的には、特A,A,B,C,Dというランクに応じて、金額が決まっており、そのランクは新しさ、きれいさが基準である。
希少性などは考慮されないから、素人でも値付けができる。
これが画期的だったのだろう。

当初からコミックに力を入れようと思っていたかどうかはわからない。

でも、コミックは、今やかなりの収入源になっているはずだ。

そんな状況で、ブックオフが移転された。

もともと本屋であった所に、ブックオフができるという皮肉な様変わり。

まあ、休みの日に寄るところができてよかった。

| | 考えたこと | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
テクノロジー・シンギュラリティ
アメリカの終末論の学者を集めて、テレビで座談会をやっているのを見た。
その中で、テクノロジー・シンギュラリティという言葉が出てきた。
これは、日本語で技術的特異点と訳される。

もっぱら、人工知能がどんどん賢くなっていくと、いつか人間よりも賢くなって突然人間を越える存在になる、という意味で使われるらしい。

たしかに、人間の脳と同等のものが出来れば、それは自律的に考えることをしはじめるかもしれない。
出来てみないとわからないが、今のパソコンは一昔前のスーパーコンピューター並の能力があるというから、意外とできるかもしれない。
脳がどれくらいの能力があるかもわからない。
これが問題だ。
どこまでコンピューターを開発したら、どれくらい技術的特異点を越える可能性が出てくるかもわからない。
だからこそ、驚異になるのだろう。

大きなコンピューターをつないで、ネットワークにしたコンピューターが自分の意思を持ち、世界を征服するというのが、ターミネーターのシナリオ。
この手の物語は多い。

いろいろなSF映画で、このテーマを見たことがある。
また、小説も多いと思う。

脳が心や意思を発生するとしたら、当然、リクツではあり得ることだと思う。

しかし、人間の脳以外のところで心が生まれるとしたら、これは否定される。

今やコンピューターはどんどん進化している。
将棋でいうと一秒間に何億手も先を読めるようになった。
なかなかプロでも勝てない。

いつテクノロジー・シンギュラリティが起こるのか、それとも杞憂に終わるのか…。

杞憂に終わったとしても、それはわからない。

となると、いつまで心配したらいいのだろうか。

| | 考えたこと | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) |