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2012.01.16 Monday
人の役に立つ
人の役に立たない仕事とは何だろう。
犯罪的なものを除けば、そんなものはないだろう。 仕事というものが必要とされるのは、誰かの役に立つからだ。 だからお金を見返りとしてもらうことができる。 しかし、見た目でより人の役に立つ仕事というものがある。 それは「困っている人を助ける」という仕事だ。 「困っている人を助ける」仕事というと、福祉施設で働くというケースが多い。 確かに、そういう仕事をする人はえらいと思う。 なかなかそんな仕事に就くのは大変だから。 でも、そういう仕事に就かなかった人が、その人達のために何もしていないか、というとそんなことはない。 普通のサラリーマンになっても、会社が儲けていれば法人税を払う。 もちろん、所得税も自分で払う(というより、勝手に取られる)。 それらの税金で福祉が成り立っている。 教育にも、公務員にも税金が使われる。 国会議員も税金で生活している。 もちろん、その人達も自分の給料から税金を払っているが、忘れてはいけないのは、元になっているのは税金だ。 これらをまかなっているのは、民間企業とそこに勤めるサラリーマンがほとんどだ。 だから、民間企業のサラリーマンがいなければ、こんなことはできない。 それをよく理解することが必要だと思う。 民間企業の中でも、特に外貨を稼いでいる企業は貢献度が高い。 それらのお金を使って、社会保障をやっていた。 調べてみると、1980年には社会保障経費が一般歳出の27%だったが、2008年には48%まで増えている。 社会保障経費とは、医療や年金、介護、生活保護などの総経費だが、実質これらに半分の予算が使われているということだ。 ハナシがそれたが、これは大変なことではないか。 一般歳出の半分が、医療、年金、介護、生活保障の経費? おまけに、これがどんどん増えていくのだ。 それが、高齢化社会だからなあ…。 |
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