考えたこと2

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ゴールデン・グローブ賞
アメリカのショービジネスの賞である、ゴールデン・グローブ賞の歴代の受賞者を見た。
すごい賞だから、もらってうれしいのは誰も同じ。

さすが、ショービジネスの世界の人だけのことはある。
出てくる人はいずれもどこかで見たことがある。
世界的に有名な俳優、ドラマでちょっと見たことがあるかなという俳優など、いろいろいたが、どの人も感激していた。

ノミネートされた人が、バーティ会場に集まっているのだろう。
その瞬間までわからないのか、それとも事前に知らされているのか、それはわからない。
でも、ショーをテレビで見ているかぎり、その時に知らされているようだ。
何せ、一人の女優は受賞の瞬間に、トイレに行っていて、その間ロビン・ウィリアムズ(客席からの飛び入り)が間を持たせていたくらいだから。

どの人も受賞して謝辞を述べる。
だいたいの人は、ゴールデン・グローブ賞を運営している団体に謝辞を言っていた。
大御所になったり、何度も受賞している人は別だったりするけど。

しかし、感心するのはいずれも笑いをとることを忘れないということ。
あれはジョークというのかどうかわからないが、何かひと言笑いをとる。
まるでそうするのが礼儀みたいに、笑いをとる。

ショービズの世界だからサービス精神旺盛なのか、ああいうパーティ形式の授賞式だからか…。
そういう雰囲気でもある。みんな笑顔というより、笑い顔で何かを期待しているという感じ。

そういう場面で、笑いを取れるからこそ、賞をもらえるのだろう。

賞をもらって、謝辞を言いながらトロフィーをいじっていて、壊した人もいた。
また、それをネタに笑いをとる。
日本なら、主催者側が走ってきて、トロフィーを交換するとか何かあるのだろうが、そんなことはおかまいなし。
壊した方も、悪びれることなく同じ調子でしゃべる。

ああいう時に笑いをとるのは、日本人は苦手だ。
マジメだからいいというものではない。
授賞式だから、笑ってはいけないという雰囲気もある。

人前で話すときには、何かひとつは笑いをとらないといけない。
聞く方も、そういうところをわかって聞いてほしい。
もちろん、マジメな席はあっていいし、そういうところでは笑わない。
でも、話し手が笑いを求めていても、暗黙の了解事項のように、笑わないという雰囲気もある。

緊張も大事だが、緩和も大事なのだ。
それを少しわかれば、日本の式ももっと面白くなるだろうと思う。
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