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2010.01.03 Sunday
廃刊雑誌
12月にニュースになっていたが、小学6年生、小学5年生が廃刊になるという。
永らく持ちこたえてきたが、もうダメだということらしい、 小学6年生は最近はジャニーズ系のタレントを多用した紙面作りをしていたが、それでもダメだということらしい。 まあ、少子化の影響をもろに受ける雑誌だからなあ。 それでも、小学1年生から4年生はまだ大丈夫。 小学1年生は、とりあえず親が買うというケースもあるだろう。 低学年の間はまだマシということになる。 今の時代の難しいところは、少子化だからといって、親が子にかける費用を増やすとは限らないということだ。 科学と学習という雑誌も廃刊らしい。 これこそ、ぼくらが小学生の頃は学校が斡旋して売っていた。(神戸市では)それくらい、学校が生徒のためになると思っていた(のではないか)。 ああいうことができなくなったのが痛いのだろう。 科学の付録はよくできていたとぼくは思う。さすが学習研究社だ。 あれは、年間購読するからこそ、できたような雑誌ではないか。 今月は付録に金をかけすぎたから、来月に減らそう…というようなこともあったと思う。 ちなみに、学習研究社は現在は学研ホールディングスという会社になっている。 塾やいろんな教育関係の会社を合併したらしい。 子どもに関わる会社は大変だ。例外なく事業拡大している。 事業拡大しないと生き残れないということだ。ただし、人は減っているのだろう。 小学校の高学年になると、ぼちぼち自己主張が始まって、大人の月刊誌がほしくなる。 昔でいうと「明星」や「平凡」というカテゴリー。 現在、明星は今はMyojoと改名してジャニーズなどを扱う雑誌になっているらしい。 平凡はずっと以前に休刊したまま。 もうアイドルもはやらないということだろう。 携帯のメールや掲示板の書き込みで忙しいということもあるかもしれない。 雑誌の発行部数の総数はかなり減っていると思う。 出版文化というものが衰退して、これもインターネットに吸収されていくのか。 それでも、必要なものは残るだろう。 要はクオリティだ。 |
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