考えたこと2

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天皇誕生日
今日は天皇誕生日。

ずっと4月29日だったが、平成になって12月23日になった。
4月29日はゴールデンウィークの中の緑の日(今は5月4日)として、ちょっと前から昭和の日として残っている。
このままいくと、何世紀もたったら祝日がどんどん増えることになる。
まあ、先のことは心配しなくても関係ないが…。

昭和天皇は大変だったと思う。
半生は実際の皇帝として、後の半生は国民の象徴として生きた。
名目上は第二次大戦の責任者として、軍隊を率いて統率したことになっている。
しかし、実質的には軍隊と政府がやったことを追認しただけのように見える。
自分で決定したのは、結局終戦だけだったのかもしれない。

玉音放送という。
1945年の8月15日に放送された。
その時代、天皇の肉声を聞いたことがある人がほとんどいなかったらしい。
今以上に、雲の上の人だったのだろう。
その放送をもって、第二次大戦が終わった。

天皇が直接話さないと、戦争が終えられなかったということだ。

最後まで軍部が抵抗したという話もある。

象徴として、黙して語らずを後半生を全うした。

人間だから、いろんな気持ちもあっただろう。
あいつにだまされたとか、いい加減なヤツだとか…。

そんな思いをみんなのみ込んで、昭和天皇は逝った。

もう21年もたつ。

昭和は激動の時代だった。
前半は富国強兵、第二次大戦、そして後半は、高度成長、Japan as No.1の時代。

その後半を生きられたぼくらはラッキーだったと思う。

しかし、そのツケを後の世代に残してしまった。

その罪は重い…。

| | 考えたこと | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
ビンゴゲーム
昭和30年代生まれのぼくらにとっては、ビンゴゲームというのは大人になってから知ったものだ。

子どもの頃にはもちろんなかったし、当たり前のようにやるようになったのは、90年代になってからではないか。

最初にやったときは、仕組みがわからなかった。

番号が読み上げられ、カードに書かれた数字をみる。
ひとりずつ、別々のカードが配られているところがわからないと、わけがわからない。
それがわかれば、あとは縦横ななめで番号がそろえばいい。
列の残りの番号が一つになったら、リーチと叫び、あとは待つだけ。

90年代初めだったと思う。会社のエライ人を集めて宴会をやった。
もちろん、ぼくらより上の年代はほとんどビンゴゲームを知らない。
その宴会の進行をやった。

ビンゴゲームのことを知らない酔っぱらいに、教えるのは至難のワザだ。

ワイワイ言っている人たちに、とりあえずビンゴの説明をした。

「わかりましたか?」
「わかりませーん」

どこにでもイチビリはいる。

散々苦労して、ゲームを開始した。

あのゲームは、最初はなかなか当たりが出ないが、ある時点を越えると、一気に当たり始める。

「当たりはあるのか〜」

と騒いでいたギャラリーも次第にやる気になって、ようやくそれらしくなった。

今でこそ、ビンゴといえば老若男女に通用するが、90年代初めくらいには、ビンゴゲームはそんな状態だった。

2009年の今となっては、信じられないことだろうが…。


| | 考えたこと | 03:41 | comments(0) | trackbacks(0) |