考えたこと2

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一年が早い
今日はレッスンに行って、先生と「明日から12月ですなあ」という話になった。

毎年1年が早くなる、ということで意見は一致。
時間が加速しますなあ…という話になった。

しかし、なんでやろうと言ったときに、先生が面白いことを言った。

「友だちがゆうとったんやけど、年をとると、同じ一年でも、比率にしたら下がりますやろ。それで早いんですワ。まあ、何となく納得する意見やと…」

なるほど。
ちょうど2歳になったときは、増えた一年は1/2の重みだ。
50%になる。

それが、10歳になると、1歳増えても1/11。
約9%にしかならない。

30歳になると、1歳増えても1/31。
約3%だ。

50歳になると、1歳増えても1/51。
約2%。

1年という数字が占める、人生における割合がどんどん減っていく。
だから、密度が薄くなるともいえる。
そして、1年が早くなる。

リクツだ。

ぼくは来年53になるから、約2%か。

たしかに、経験の増加代は少なくなっていく。
これ、初めてや…という経験はほとんどない。
また、そういう経験を避けて通ろうとする。
いまさら、もうええやん、ということだ。

決まりきった日常を過ごし、新しいことは避けて通り、知っていることだけこなす。

年をとるということは、そういうことなのだろう。

だから、若くあるためには、年をとっても新しいことを経験すればよい。

わかっちゃいるけど…、難しいなあ。

やっぱり1年は早い、ということで先生と納得した。


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