考えたこと2

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ちあきなおみ
土曜日にBSで特集をやっていた。

この人は、ジャンルでいえば歌謡曲だが、なぜかアイドルでもないし、演歌でもない。
当時は流行歌手というイメージで見ていたが、特集を見ているとそんな範疇には入らない人だと思った。

こういう人をホンモノの「歌い手」というのだろう。

よく覚えているのが、「四つのお願い」「X+Y=LOVE」「喝采」など。
「喝采」はレコード大賞もとった曲で、ぼくらの世代では当然知っている曲。

1969年にデビュー。
1976年あたりから、演歌離れしていったらしい。

リアルタイムで追っかけてないのでよくわからないが、当時の歌謡ポップスというものの他に、戦後の流行歌、シャンソン、ファド(ポルトガル民謡)、アメリカンジャズ、そして、1980年代のシンガー・ソングライターの曲など、多くの作品を手がけていた。
ドラマや映画にもたくさん出演しており、そんな一面もあったのか、と感心。

途中、結婚に伴って休養していた時期があったりしたが、この人は「日本の歌」を歌っていこうとしたのではないか。
とにかく、歌がうまい。
いろんな曲をカバーしているが、この人が歌うと、この人の歌になる。

1992年にご主人が亡くなってからは、一切の活動を休止して今に至っている。
年齢としては45歳。
もったいない…、と外野からは見える。

それだけ最愛の夫だったのだろう。

しかし、ここ数年どんどん昔のアルバムがCD化され、売れ続けているらしい。
ホンモノは死せずということだろうか。

ぼくよりちょうど10歳上だ。

今になって、ぼくの中では昭和を代表する歌手となった。

これから聞いてみようと思う。

| | 音楽 | 11:21 | comments(0) | trackbacks(0) |