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2009.11.30 Monday
一年が早い
今日はレッスンに行って、先生と「明日から12月ですなあ」という話になった。
毎年1年が早くなる、ということで意見は一致。 時間が加速しますなあ…という話になった。 しかし、なんでやろうと言ったときに、先生が面白いことを言った。 「友だちがゆうとったんやけど、年をとると、同じ一年でも、比率にしたら下がりますやろ。それで早いんですワ。まあ、何となく納得する意見やと…」 なるほど。 ちょうど2歳になったときは、増えた一年は1/2の重みだ。 50%になる。 それが、10歳になると、1歳増えても1/11。 約9%にしかならない。 30歳になると、1歳増えても1/31。 約3%だ。 50歳になると、1歳増えても1/51。 約2%。 1年という数字が占める、人生における割合がどんどん減っていく。 だから、密度が薄くなるともいえる。 そして、1年が早くなる。 リクツだ。 ぼくは来年53になるから、約2%か。 たしかに、経験の増加代は少なくなっていく。 これ、初めてや…という経験はほとんどない。 また、そういう経験を避けて通ろうとする。 いまさら、もうええやん、ということだ。 決まりきった日常を過ごし、新しいことは避けて通り、知っていることだけこなす。 年をとるということは、そういうことなのだろう。 だから、若くあるためには、年をとっても新しいことを経験すればよい。 わかっちゃいるけど…、難しいなあ。 やっぱり1年は早い、ということで先生と納得した。 |
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