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2009.11.21 Saturday
Plan B
ドラマを見ているとよく出てくる言葉。
初期の計画がどうもうまくいかない…「プランBで行こう」。 うまくいくハズの計画が相手の一撃でダメになった…「プランBはあるのか?」 行き詰まった状況…「プランBだ」 プランBは代替案のこと。 昔からあるのか、最近できた言葉かどうかは知らない。 プランBにはもう一つ「やけくその手段」という意味もある。 プランA(これはまっとうな手段)がダメになったとき、「よし、プランBだ」という。 「おお、プランBがあったのか!どうするんだ?」 「バンザイ突撃だ」 「・・・・・」 というような場面。 しかし、プランBという言葉があるということは、英語を話す人たちにはつねに代替案を考えておく、ということは理解されているのだろう。 必ずしも全てとは言わないが、代替案は必要だ。 何事もつねに作戦通りに進むとは限らない。 敵がどう出てくるか、予想しながらやるのだが、つねに予想通りにはいかない。 思わぬところで、思わぬことが出てきたりする。 裁判で、被告側が思わぬ人物の証言を出し、あわてたりする。 AとBは敵対していると思っていたら、急にひっついたりする。 そんな時には「プランB」が必要だ。 日本のドラマで「代替案」という言葉を聞くことはない。 どちらかというと、敵の奇策が出てきたら、その時に考える、というパターンが多い。 しかし、英語のドラマではプランBという言葉が頻繁に出てくる。 たいした策があるわけではない。 その場しのぎでやっていることもある。 しかし、それにプランBという言葉がついている。 これが大事だと思う。 プランBをもっておくこと、これは大事だ。 |
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