考えたこと2

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11月2日
11月2日になったら、急に寒くなった。
夕方になると、風も吹いて、上着だけではいられないくらい寒い。
秋の訪れ、ということなんだろう。

毎年こういう日がある。

明日は文化の日。
日本国憲法が公布された日だ。
1946年の11月3日。
有名な憲法第9条もこの日に生まれた。

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

この文章、素晴らしいと思う。
「国際平和を誠実に希求」というところがすごい。

どこの国の国民も、そうではないのかな。
戦争がしたい、という国民はいないと思う。

民族や宗教の対立や、領土の対立、資源などの利権の対立、そんなものが戦争の原因だろう。

その中でも、宗教的な対立というのが、根が深い。

日本は神道でいうと多神教の国だし、仏教も鎌倉時代に日本風に変えてしまって、今や生まれた時は宮参りで死ぬ時はお寺…というワケのわからない(日本人はそれなりに不思議だとは思っていない)状態になっていて、そんなに宗教の違いが問題になるとは思っていない。(これは思っていないだけで、本当は問題になる。)

ナントカのみことも、ナントカにょらいもみんな同じだ。

しかし、これが一神教だとそういうワケにはいかない。
キリスト教とイスラム教はどうもそんな感じだ。

ぼくらには理解できないが、彼らはそうなんだろう。

極端にいうと、彼らは「国際平和を誠実に希求」するために戦争をしているかもしれない。
ひょっとしたら、どちらも一神教だから、どちらかが滅ばないと世界平和は来ないと思っているのではないか。

そう思うと、日本が戦争放棄という憲法第9条を持っているというのは納得できる。

本当に、「国際平和を誠実に希求」すると、戦争を放棄することになると思っているからだ。

そんなことを考えながら、明日はお休み。

のんびり過ごそう。


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