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2008.07.05 Saturday
ロッキー・ザ・ファイナル
ビデオを見た。
ロッキー・ザ・ファイナル。 レンタルビデオでずっと見てきたが、一つ飛ばして、ファイナルを見たことになる。 よかった。 ファンタジーみたいなものだろう。 50歳を越え、妻を亡くし、レストランを経営するロッキーが、現役のチャンピオンと試合をする。 エキシビジョンマッチとはいえ、マトモに試合ができるわけはないのだ。 昔トレーニングで走った道を、老いぼれの捨て犬を連れて、走り、階段を上がっていく。 もうスパーリングの練習もできない。 それでも、「思い」を残したまま生きていくわけにはいかない。 親父から独立して、自分を見いだせない息子もいる。 もう一度だけ、リングに上がらなければいけないのだ。 レストランの経営で生きていくことはできる。 客に、昔話をして、一緒に写真を撮って、そして、亡き妻エイドリアンの墓にバラを置き、語りかける…毎日同じことの繰り返し。 そして、最後のリングに上がり、現役チャンプと戦う。 勝敗は問題ではない。 最後まで立ちつづけ、リングに思いを残さないこと。 昔のトレーナー、エイドリアンの兄、息子、友だちに囲まれて、リングを去っていくロッキー。 ロッキー・ザ・ファイナル。 題名にふさわしい映画だった。 |
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