考えたこと2

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コバルト・アワー
このところ、ユーミンの古いアルバムを聴いている。

なかでも、コバルト・アワーはいい。
1975年とは思えない。

ストリングスとエレピ、鈴木茂のクリーンなギター、モータウン風のコーラス…。

「コバルト・アワー」のイントロの飛行機の音、転調の連続のメロディ。
「卒業写真」や「何もきかないで」のギターは、レス・ポールを思わせる、メロディックなソロ。
「ルージュの伝言」…最初は「ルージュ」の意味がわからなかった歌詞。街は「Ding Dong」遠ざかっていくのだ。
「少しだけ片想い」という気のきいたタイトルと、イントロのギター。
「雨のステイション」の二声のコーラス…

他にもたくさんアルバムはあるけど、ぼくはこれがベストアルバムだと思う。

これが、1975年。

吉田拓郎が、「人間なんて」を歌い、「シクラメンのかほり」がレコード大賞。

いかにユーミンが新しかったんだろう…と思わされる。

いい曲は他にもたくさんある。
でも、アルバムは、これが一番。

凝ったコードと、そうは思わせないわかりやすいメロディ、バラエティに富んだリズム…。

あのピンク色のイラストのジャケットもよかった。

1975年…まだ、LPレコードの時代だったんだから…。



| | 音楽 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |