考えたこと2

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バイオリンとストリングス
バイオリンは、ソロとユニゾンの両方が楽器として使われる。

ユニゾンといっても、大人数だ。
バイオリンが集まると、ストリングスという名前になる。

ギターを大人数集めても、ギターだろうと思う。

でも、バイオリンが集まると、ストリングスになる。

なぜだろう…。

バイオリンはフレットがないから、音程が人によって微妙に違うことと、弓で弾くために、持続音が出せるからだろう。
だから、何人もで弾くと、音が厚くなる。
微妙に違う音程が、うなりを生じているから、別の楽器のような音になる。
わざわざ、元の音の周波数を揺らして音を厚くする「コーラス」というエフェクターと同じことを、実際の楽器でやっているということだろう。(というより、コーラスというエフェクターは、このストリングスの効果から作られたのかもしれない)

電子キーボードには、必ずストリングスという音色がある。

ポップスにはストリングスの音色がつきものだ。

松任谷由実の「卒業写真」。

最後のコーラスのところ。

 あなたは 私の 青春そのもの…

ここでストリングスの高い音が出てくる。

バリー・ホワイトの「You're the First, the Last, My Everything」という曲。
大好きな曲だが、ビートをきかせたドラムスの裏で、ストリングスのフレーズが流れる。

Wham!の「Last Christmas」。
細かいリズムのストリングスによる伴奏が曲を引き立たせている。

挙げれば、きりがない。

バイオリンのソロもいいが、ユニゾンで弾くストリングス…これは本当に贅沢な楽器だと思う。



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