考えたこと2

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宇宙の終わり
前に書いたが、エントロピーが増大するという熱力学の法則がある。

これは、平たくいうと(平たくしかわからないのだが…)、時間が経つとすべてが均一の状態になるということらしい。
ある場所が熱くて、ある場所が冷たいとしても、永遠の時間の後にはどこの温度も一緒になるということだ。

だから、宇宙は最終的には太陽のような恒星がなくなり、すべての空間が同じ温度になってしまう…ということになる。
それが熱力学の第二法則ということになると思っていた。

だが、今度は完全に均一の状態を保つこと自体が難しいことなので、そうもならないらしい…。
遠くの銀河を観測すると、どんどん遠ざかっているらしく、宇宙は膨れていっている。
しかし、いつかはそれが止まって、収縮にむかうかもしれない…らしい。

どうも、宇宙の終わりはどうなるのかはわからないということだろう。

もともと、宇宙の中にいて、宇宙のことを理解することにムリがあるような気がする。

だいいち、「宇宙の終わりが来るまでの時間」というものを考える事がどうも難しい…。

数に終わりがなく、いつまで数えても、常にそれよりも1つ大きな数が存在する、という言い方をすると「無限」というものがよくわかる。

でも、「宇宙の終わり」という言い方をすると、それは有限だろうし、だからといって今夜見ている星の光が、何億年も前の光だというのだから、宇宙がいったいどれくらいの大きさなのか、そんなことも想像すらできない。

子どもに、宇宙の終わりはどうなるのか、と聞かれたが、今日のところはそれを知りたいとは思うが、それを考えることは難しいと返事しておいた。






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